「何かあったら、俺がいること覚えてて」誰にも寄りかかれない、そう思っていたのに――家族を支えるため新聞社で働く姫乃の心の支えは、新聞配達員の尋斗との日々の文通。そんなある日、事実上の左遷にショックを受けていた姫乃が異動先の会議室で出会ったのは、まさかの文通相手・尋斗。実は彼は、会社の御曹司で…!? 知り合いだということは2人だけの秘密…なのに、常に気にかけ助けてくれる尋斗に、次第に心惹かれていき―…甘え下手なアラサー女子×健気な年下御曹司のじれキュンラブ。
『やっぱりまた――私は死ぬのね』身に覚えのない罪を被せられ、婚約破棄の後…即投獄。最後は食事に毒を盛られて死ぬ。それを繰り返すこと五回。そんな破滅しかない人生の繰り返しに疲れてしまったシャルロッテを救ったのは大陸一の魔法使いヴィムで――!?しかも、助けたお礼として「口説く権利」がほしいと言われてしまい…。