新卒で公立中学校にて働き始めた新人教師、菜花さき。公立中学校教師の仕事は授業、部活動など生徒への指導のみならず、保護者対応、教材研究など多岐にわたり、菜花はその多すぎる仕事量に辟易しながら忙しい日々を送っていた。そんな折、ある出来事をきっかけに、菜花は学校を変えなければと思い立ち──。この物語は、誰もが通った学び舎と”戦う”物語である。