ドラクエの世界観ながらゲーム感が薄いダイと違い、レベルの概念や天撃・才牙などゲームのような細かい設定がありそれが面白さを引き立てています。 物語の展開やキャラ立ちなどダイ好きには絶対刺さる作品になってます。
子供の時から何度も繰り返し読んだ本当に大好きな名作ファンタジー。 ドラクエを知らないと分かりにくい所もあるかもしれないけどきっと楽しめるハズ。 ちょっとクサい位のセリフの方がグッときたりするよね?
※ネタバレを含むクチコミです。
1 冒険王ビィトは,「ダイの大冒険」コンビ(原作:三条陸,作画:稲田浩司)による作品であり,抜群に面白い少年漫画なのですが,作者(稲田先生)のご病気により,長期にわたって(10年くらい)連載が中断してしまっていました。 2 作品は2016年に再開しましたが,驚くべきことに,その間のブランクを感じさせない内容/絵柄で,現在もずっと連載中です(ジャンプSQ.RISE)。 3 季刊誌に移行したこともあり,完結には相当の時間がかかるでしょうが,私はいつまでも推し続けます…!
当時の人気絶頂ゲーム、ドラゴンクエストの世界観を使って描かれた王道の冒険ファンタジーです。後半は特に名言ばかりで当時も感動しましたが、大人になってから最近読み返したらさらに泣いてしまいました。特に、サブ主人公であるポップに感情移入して読むのがおすすめです。ラストに向かうあたりで、ポップが「人はなぜ生きるのか、どうして死んでしまうのか」についてのセリフは必見です。ドラクエを知っている人も知らない人も、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
ダイの大冒険には、魔王軍側に氷炎将軍フレイザードという名悪役が出てくるのだが、それまでダイたちが倒してきたクロコダインやヒュンケルは改心しダイ達の仲間になったのに対して、フレイザードは最後まで外道を貫き通し、魔王軍として死んだ。少しでも改心して仲間になるという流れは微塵もなく、最後まで憎まれ役を全うしたフレイザードこそが真の名悪役だと思う。
『ダイの大冒険』は、幼心の僕にとってバイブルでした。それは、全国のこども達が真似し、僕も友人の後頭部に痛打を与えた必殺技・アバンストラッシュやブラッディスクライド。弟子たちを護るために散ったアバンの生き様。極悪非道ながら悪の美学を見せつけたフレイザード。美しき格闘家でヒュンケルとポップの間で思い悩む少女マァムとそのおっぱいで。幼き頃からダイを見守っていたパプニカ王国の王女レオナとそのおっぱい……、……いや、ホントはおっぱいなんてどうでもいいですがね、一応書いておかければいけないと、僕の魂が叫ぶのです。ともかくなにもかもが子どもたちを惹きつけてやみませんでした。中でも一番惹きつけられたのは、ポップというキャラクターの存在です。『ダイの大冒険』は国民的RPG『ドラゴンクエスト』の世界を下敷きに描かれたアクションファンタジー。世界を滅ぼそうとする大魔王バーンを倒すため、数奇な運命の元に生まれた勇者・ダイが仲間たちと冒険をするという筋書き。ダイの仲間のひとりがポップという魔法使いの少年です。このポップは、ダイの兄弟子にあたるのですが、登場したてはとにかく酷い。人間が腐ってる。仲間を見捨てて逃げるは、逃げた罪悪感をごまかすために自分に都合のいい、言い訳をするわ。もう見てられない。そんなポップは、さまざまな人々の働きかけによって変わっていきます。ダイを見捨て、逃げ出したポップを小悪党・まぞっほが言います。「勇者とは勇気ある者ッ!! そして真の勇気とは打算なきものっ!!相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃあないっ!!!」そして、胸に残った小さな勇気を振り絞り、ポップは強大な敵に立ち向かい、そこからポップは変わり始めていきます。(やさぐれているまぞっほにも、後半で思わぬ見せ場があるのが『ダイの大冒険』の素晴らしい所です)様々な因縁や血統、才能をもった他のキャラクターに比べ、ポップは普通の臆病な人間でした。戦わなければいけない理由もなく、逃げてばっかりだったポップは、長い物語の最後には、勇者・ダイの最も信頼できる存在へと成長していくのです。ゲームの『ドラゴンクエスト』の世界で“勇者”は、ただ一人、世界を救うこと運命づけられた、生まれながらに特別な存在でした。けれどこの『ダイの大冒険』において描かれた勇者は、なけなしの勇気で全て立ち向かっていった“臆病者”だったのです。
古典的なRPG好きな人は絶対好きになる名作。可愛さとかっこよさを両立した主人公、ヘタレだけど、いざという時は頼りになる相棒。魅力的な敵キャラに、マネしたくなる必殺技という少年漫画のお手本のような作品。 個人的に敵キャラを単なる「悪」にしないで、考えて行動して成長していく、というのがとてもいいと思う。
ドラクエ×漫画と言えばダイの大冒険です。 私の幼少期はなんとなくドラクエっぽい漫画ジャンプでやってんな…っていう程度の認識でしたが、大人になって読み返すと、主人公のダイではなく、その相棒のポップの成長を楽しむマンガなのだと分かります。 ダイのように才能や心の強さがないポップだからこそ感動できるシーンがいくつもあります。あとマァムがかわいいのもおススメポイントです。
最近、ダイの大冒険を小学生以来くらいの感じで読み返していて、クロコダインが可愛くてしょうがないので、愛でます。
ドラクエの世界観ながらゲーム感が薄いダイと違い、レベルの概念や天撃・才牙などゲームのような細かい設定がありそれが面白さを引き立てています。 物語の展開やキャラ立ちなどダイ好きには絶対刺さる作品になってます。