伯爵令嬢のオリヴィアは、公爵であるアレクと婚約関係。いつも口喧嘩ばかりで冷めた関係だけど、本当はずっと好きだった。でも彼には別に好きな人が居て、自分に笑顔を向けることはない…。ところが、ひょんな事で媚薬を飲み苦しんでいると、アレクは真っ先に駆けつけてくれて。「俺に委ねろ」ナカを指で弄られると甘い痺れが全身を駆け抜けて…!こんな姿見られたくない…。だけど目の前の婚約者は熱っぽい眼差しで迫ってきて。「まだ足りないだろう?」情欲まみれの愛撫で何度も攻められたら、もう―。私を嫌っているはずなのに、どうしてそんな顔で抱くの…?
「君はぜんぶ綺麗だ」男爵家の長女として生まれたリリー。しかし母の死後は父が連れてきた義母と義妹により虐げられていた。義妹のせいで火傷を負い、醜い傷跡を残したせいで縁談もなく、使用人のような扱いを受ける毎日。この日常はきっと変わらない…そう思っていたのに。ある日かつての幼馴染セオが現れ、プロポーズされて!?圧倒的な武力でのし上がり近衛騎士になっていた彼。家族の大反対も押し退け男爵家から連れ出してくれて。突如はじまった新婚生活は幸せそのもの。優しく抱き寄せられ、何度も重なる唇。甘い愛撫につい身を委ねてしまいたくなるけれど…。消えない傷を負った醜い身体で彼に愛されてもいいの?一途な純愛騎士と傷モノの虐げられ令嬢、再会した2人の愛の行方は―…
「君を簡単に手放すとでも?」前世の記憶を持つ伯爵令嬢のアリシア。それによれば、ここはOLだった頃の自分がのめり込んでいたゲームの世界。しかもアリシアは、婚約者である王子のせいで何者かに必ず殺される運命にある…のは確かだけど、肝心の犯人が思い出せない!死なないためには王子と婚約破棄するしかない。そう思って嫌われようとするも、彼の執着愛はどんどん激しさを増して!?「よそ見は禁止だよ」甘くキスされたと思えば、熱い舌で敏感な胸を愛撫され…。独占欲むき出しの欲情にかられた瞳で見つめられ求められると、それ以上を期待するように下半身が疼いてしまう。このまま結ばれたら死亡確定なのに、淫らな偏愛に溺れて抜け出せない―…!