獣人は、獣の耳と獣のしっぽを持ち、周りからは蔑まれる。獣人であることを隠して生きていく主人公の前に姿を現したのは、獣人であることを何ひとつ隠さないクラスメイト。命を絶とうとしていた今、最も会いたくない存在――。
主人公の古賀は、噂の絶えない圧倒的美人・島井なつきを描いていた。言葉にできない何かを表すように。「私って、もっと綺麗やない?」そう言われ振り返ると、そこには島井なつき本人がいて――!?