「森の銀狼と、毎夜楽しんでいるという、噂の精霊娘は、おまえのことだろう」狼と暮らしていた森の乙女セラフィナは、かつて父が仕えていたトァルギス城の新しい城主ブライズにさらわれ、強引に処女を奪われる。さらに彼は何かにつけ性欲をむき出しにして、昼に夜にセラフィナを陵辱していく。その凶暴さには、満月に関わるある秘密があった。そしてセラフィナにも、哀しみの中にも身を捧げ続ける理由があった。濃厚なエロチシズムと伝説が息づくゴシック・ロマン登場!!