「あの…どうしても…この格好のままで…いなくては…だめ…ですか?」一糸まとわぬ姿で、鏡の前に立たされた夏霧をジッと見つめる御曹司の一輝。倖月夏霧は23歳のOL。旅行代理店に勤めている。父親の借金のため、日本屈指の財閥、石動家の一人息子の花嫁候補として石動家で暮らすことに。ある日、一輝から『お前は私の花嫁候補なんだろう?それなら、ベッドでも私の好みの身体にしてやろう』と言うと、毎日、求められる。借金の為にと一輝の言いなりになる夏霧。どんどん変わっていく自分の身体と心…。自分の存在に悩む夏霧だった…。
「こんなことをして…ただで済むと思わないで…。必ずあなたの首を討ち取ってみせるわ」――10年前、トルテガ王国はマグナティア帝国に滅ぼされた。トルテガ王国の王女ユーフィミアは、父と母を殺された敵を討つため、王国の民たちを救うため、マグナティア帝国のクレイブ皇帝への復讐を誓う。機会を狙っていたユーフィミアは、ある情報を得て仲間たちと宮殿に忍び込む。しかしそこには裏切りと罠が仕掛けられ、ユーフィミアは囚われの身となってしまう。「なにがあっても、私はお前を逃がしはしない」純潔のユーフィミアをクレイブ皇帝は何度も征服し続けるのであった。いくつもの裏切りと罠の中でユーフィミアが最後に見つけたものは…
「だったら、一度試してみる? 女のカラダの翼とオレたちのカラダの相性をさ」――大学のマドンナを射止めるために飲んだモテ薬のせいで、なぜか女の子になってしまった翼。しかも周りは翼を生まれたときから女の子だったと信じて疑わない。女の子になってから危ない目に遭ってばかりの翼を助けてくれたのは、幼馴染みの伊吹と翔悟だった。ある日翼は、二人から「ずっと好きだった」と打ち明けられ、さらにとろとろになるまで気持ちよくされてしまう。男だったことを打ち明けても「そんなの気にならない」と言う二人に、男に戻りたいはずの翼の気持ちは揺れ動いてしまい……? 二人の幼馴染みから愛される、甘い三角関係の結末は――