親にネグレクトされた少年・真。疲れ果て生きる希望を無くし、死をぼんやりと考えていたその時―――!? 読切『花に成れ』の作家が描く、天使と共に“真”の愛を求める心優しい物語。
“花とは”美しくあり優雅であるもの。“生けるとは”命を頂いて鮮やかに咲かせること――。華道の家で生まれ育った純はいつか父親のような立派な華道家を目指していた。しかしある日、本当の産みの親ではないことがわかり純は花に向き合うことができなくなり…!?不器用な親子が華を通して見つめ直す“絆”物語!!