言葉にできない想いは、すべて音に乗せて――ロックバンド「イヴ」のギターを担当する大学生のゲンは、ある日ライブハウスでマイクという男に出会う。煙草をふかし、好き勝手に喋り倒す、まるで胡散臭い男。しかし、ゲンの耳に飛び込んできたのは――透明で、まっすぐで、唯一無二の歌声だった。翌日、同じ大学に通っていることが判明した二人。普段は他人に興味の湧かないゲンだったが、マイクの声は特別だった。歌っても、喋っても、するりと心の中に入り込んできた。あの声で口説かれたら――気付けばゲンは、そんなことまで考えていて…。【描き下ろしあり】
バンド「イヴ」のギターを担当する大学生のゲンは、ライブハウスでとある男に話しかけられる。ヘラヘラと好き勝手に喋る軽薄そうな男がステージに立った瞬間――その声に心奪われた。翌日、ゲンは男が同じ大学に通っていることを知る。マイクと呼ばれる男の声は、喋っていても心地がいい。普段は他人に興味のないゲンだったが、あの声が、あの存在が、気になって仕方がなくて――。
その女王蜂は“運命”を奪う。“運命の番”の相手を書き換えることができる唯一の存在である女王蜂Ω(クインビーオメガ)。女王蜂Ωのミオウは過去の経験から恋愛することを自ら禁じ、自暴自棄に抱かれる生活を送っていた。いつものようにボロボロの状態で歩いていたミオウ。誰もが見て見ぬふりをする中、唯一手を差し伸べたのは、人生を達観している年下のα・ライだった―…。電子限定描き下ろしマンガ1Pを収録。
“影守人”を統べる長の子息・メルは、外の世界を知るため、家出同然で村を飛び出すが、父が差し向けた青年・ジグに見つかり連れ戻されてしまう。「旅に出るならば護衛としてジグを連れていくこと」父の出した条件に断固拒否なメルだったが…?!天然一途な年下護衛×ワケあり跡継ぎお坊ちゃんのドタバタふたり旅!(※本電子書籍は『NUUDE vol.6』に収録の「影守人のジグとメル」と同内容です。)