春口 裕子(はるぐち ゆうこ、1970年〈昭和45年〉11月4日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。 神奈川県横浜市金沢区出身。神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校・慶應義塾大学文学部卒業後、大手損害保険会社の損害調査部や広報に勤務。職場での社内報製作を通じて、作家の道を志す。2001年(平成13年)に退職後、作家活動を開始する。同2001年、『火群の館』で第2回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。2008年に結婚し、出産。 中学・高校・大学・損害保険会社時代は、テニス部・テニスサークルに在籍する。
奈江が娘とともに見学に訪れた幼稚園に届いた一通の匿名メール。それは、奈江を含む4人のママ友によっていじめを受けたという告発だった。そこで浮かび上がるのは、2年前のあるママ友のことだった――娘の幸せだけを願っているのに、どうしてこうなってしまうの!? その後も続く悪意に満ちた出来事に奈江はどんどん追い詰められていき――!? 春口裕子『悪母』(実業之日本社)をコミカライズした衝撃作!