7日で死ぬゴブリンだが、80年生きられるスキルを持ってゴブリンに転生した主人公、ゴブリンは死ぬ際に色々なスキルを他のゴブリンに継承していくので、色々なスキルを継承した主人公はゴブリンからゴブリンロードになって国を興していく、最終的には魔王に匹敵するレベルになっていって〜と、まんま転スラっぽい気も... 転生したらゴブリンだった件なんだが、画力はあるし、話しも結構楽しいし、物語や設定もちゃんと考えられてる感じもあるので、今後に期待できるぐらいは楽しめる良異世界転生物
艶美ってこういうことかねぇ、少なくともこの男の子はこの夜のことは一生忘れないだろう。
人間には変身願望という本能があります。現実の自分の姿や状態に満足できず別の何者かになりたい、という感情を持つことは古今を問わず普遍的なものです。 とりわけ現代社会では、おっさんはおっさんであるというだけで虐げられることも多いです。もし自分が冴えないおっさんではなく、誰からも憧れられる美少女になれたら……。意識したことはなくとも、あなたも潜在的にそんな願望を持っているかもしれません。 そんな、ifが起きた時の物語がこちらです。アラフォーのおっさんが、キラキラ輝く美少女アイドルの体に入ってしまったお話です。 とにかく荒木宰さんの描く女の子は常にかわいいのですが、フルカラーの本作ではより魅力に磨きが掛かっています。最早、暴力的。そして、そんなかわいい女の子たちの絡みがたっぷり描かれ、女の子同士の交流に心ときめく嗜好をお持ちの方は満たされること請け合いです。 夢のような状況ですが、主人公は側から見ているだけでは解らなかったアイドルの水面下の苦労などを実際に体験することで、考え方を変えていきます。 結局、どんな人にとっても他人の芝生は青く見えるけれど、そこには本人しかない苦労があるのだと思います。 最後に彼はどういった着地をするのか、華やかな世界の芳しさを味わいながら楽しみに見届けたいです。
ニーチェを始め様々な哲学者が現代に現界し、ごくごく一般的な女子高生であるアリサに哲学の教えを伝授していくという、あらすじだけを書くとかなり突飛な設定の作品のように見えるかもしれません。しかしながら実際に読んでみると、聞き手を普通の女子高生にすることで説明自体もかなり噛み砕かれて解りやすく配慮されており、かつ誰もが生きてて普通に体験する人間関係や自我の悩みに対してアプローチをするので話がすんなり入ってきます。 そして様々な教えを説いた後、最終的にはその教えを押し付けるのではなく、哲学の教えをどのように人生に活かしていくか、アリサを通して読者に優しく問いかけるような構成になっています。つまり、哲学の教えはあくまで道標であり、道標があることを知った上で自らの進む道を自分自身で決めてほしい、この作品はそのように問いかけているように感じました。 読むと思考が整理されて自分の人生に対して前向きになれる、不思議な感覚を味わえる作品。きっとこの作品は単なる哲学ではなく、哲学の教えに沿った人生の指南書になってくれるはずです。 上中下、全3巻読了
7日で死ぬゴブリンだが、80年生きられるスキルを持ってゴブリンに転生した主人公、ゴブリンは死ぬ際に色々なスキルを他のゴブリンに継承していくので、色々なスキルを継承した主人公はゴブリンからゴブリンロードになって国を興していく、最終的には魔王に匹敵するレベルになっていって〜と、まんま転スラっぽい気も... 転生したらゴブリンだった件なんだが、画力はあるし、話しも結構楽しいし、物語や設定もちゃんと考えられてる感じもあるので、今後に期待できるぐらいは楽しめる良異世界転生物