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南原 幹雄(なんばら みきお、1938年3月23日 - )は、日本の小説家。東京府東京市世田谷区出身。本名、安井幹雄。1960年、早稲田大学政治経済学部卒。作家・南条三郎の子。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、各会員。
日活に入社し、企画部を経て、1975年退職。1973年に「女絵地獄」で第21回小説現代新人賞を受賞しデビューする。時代小説を多数執筆している。1981年に『闇と影の百年戦争』で第2回吉川英治文学新人賞、1997年に『銭五の海』で第17回日本文芸大賞を受賞している。