唐沢孝之、31歳。同い年の妻・真里とふたり暮らし。子どもはいない。それぞれ人には言えない事情を抱えるがゆえに、ふたりは偽装結婚をして暮らしてきた。ところがある日、凪と名乗る少年が隣に引っ越してきたことで、穏やかな生活が一変していく。これは、魔性の少年と過ごす奇妙な五日間の物語ーー。
製菓会社の営業部で働くOLのゆりが倒れて目を覚ますと、そこは自分が遊んでいた乙女ゲームの世界だった! だけど、知っているはずのゲームなのに登場人物たちは皆どこかがおかしい……自分も本来ならヒロインのキャラになっているのに、なぜか周りから「陰険令嬢」と呼ばれて嫌われていて…今の自分はいったい何役令嬢なの!? なんとかして元の世界に戻るため、営業部で得た経験を活かしたゆりの転生ライフがスタートする!
ごめんなさい…しに行くショート・ギャグ!(ミステリーボニータ2023年9月号)
そこはイケメン店主が迎える雰囲気のいい喫茶店。「自身が体験した、不思議で怖い話を聞かせてくれたらサービスしますよ」店主からの提案に、来店客たちは、おのおのの実体験を語りはじめるのだった……。街中で、学校で、自宅で……著者が蒐集した日常の怪談をもとに描かれた、オリジナルストーリー!
"ちゃんとできない"彼女のある日の奇妙な出会い。(ミステリーボニータ2022年3月号)
世話焼きの母親のもとぬくぬく生活していた作者は、中学2年生のある日、父親の海外転勤を機にひとり暮らしを余儀なくされる! 急に降りかかった「親の目のない自由な生活」。何もかもがはじめて! いったいどうなる!?