ある夏の日、僕はひとりの少女に出会った。彼女の周りには何故か魚が浮いていて悲しそうな顔をしていた。海が大好きな僕は彼女と仲良くなり、その真実を知ることになる。
「お前には俺の代わりに『種子(タネ)』を作ってもらう」大地(りく)のヘソから現れたのは、ヒトの形をした寄生植物だった!? 共生を余儀なくされた大地と精子を狙う寄生植物人間の間で繰り広げられる攻防! そんな大地達の前に2つの影が立ちはだかる。「天師(あまつか)」の二三五七が同人誌で描く少年漫画×BL(?)の異色バトルファンタジー! 「まさかお前、まだ未成熟なのか!?」大地(りく)は無事に精通を迎えられるのか!?
心の内に閉じ込めた「夢」。それはいつしか自分自身へと牙を剥く―――いつものように塾へ向かう途中で「とうふや」に声をかけられた育夢(いくむ)。他愛ないセールストークの中でふと問いかけられる。 「なぁ坊主。お前の夢はなんだ?」 それに「夢なんてない」と吐き捨てる育夢。その時その言葉を一蹴する声が響く。そこに現れたのは貘(ばく)だった! 二三五七の読み切り処女作! おっさんと人外のバディ物王道少年漫画!