会社でも美人さんでお誘いがあるが、推しのために早く帰っていた彼女。 推しのアイドルが急に引退して生きる活力を失う 途方に暮れ、帰り道入ったファミレスで出会ってしまったどストライクなフロアスタッフの青山さん。 おすすめされたメニューを食べ続けると覚えてもらえて嬉しくなってしまう。 雨の中、傘もささずにいる青山さんに声をかけて家に呼ばれ… なんか不思議な状況だけど、プラスしかない! ウハウハな契約に今後心臓が持つのか!!
夢って本当にいい加減というか、思ってもみない事を言ったりやったり、そのくせ妙にリアルで、心にけっこうダメージがある割にはすぐに忘れてしまう。 『夢でフラれてはじまる百合』は、そんな「夢」が一人の女子の「恋」を生み出してしまう同性愛物語です。 幼馴染の親友に、何故か告白して、何故か振られる……そんな夢は、今まで感じたことのなかった親友への恋心を気付かせてしまう。 それ以来親友を恋愛的・性的惹かれの状態で見てしまう主人公。友情と恋の葛藤。「フラれる=関係が終わる」切実さは、私にかつての恋(異性愛ですが)を思い出させます。 夢に翻弄される主人公の一方で、幼馴染はどう見ても主人公に惚れている(それを見守る友人cpの尊さよ……)あとは悪夢の呪縛を振り切って、告白するだけ!……がなかなか遠いラブストーリー。 思ってもみなかった悪夢も、それを何度も反芻してしまえば、まるで現実のような重さを持つ妄念として心にこびりつく。どうか目の前の幼馴染とちゃんと心を交わして、告白を乗り越えて悪夢を「恋のきっかけ」へと変容させられますように、と願いながら最後まで追いたいと思います。 (初夢に悪い夢を見てしまった人へ。2023年1月2日記す)
親友だと思っていた幼なじみ相手に、夢の中でなぜか「告白してフラれる」場面から始まる物語。 もしかしたらその幼なじみのことを潜在意識で恋愛対象として見ていたのでは?と、その夢を見てから妙に意識し始めてしまう主人公がどんどん空回りしていくのが楽しいのですが、 当の幼なじみのほうはむしろ主人公のほうに気があるような雰囲気があります。 きっかけはちょっと変わったものでしたが、実は「両片想い」だということが読者にだけわかるという、明るく楽しい百合ラブコメです。 1巻まで読了
まず、鄙びた温泉街を女子高生達がPRする、という「お祭り要素」が展開されるので、盛り上がりが諸所にあって楽しいです。田舎の風物と共にトントンと読めてしまう、気持ちの良い作品でした。 一人でこの街の民宿に下宿するリコは、民宿の娘・ハルに誘われて街をPRする部活に入る。元々モデルをしていて華のあるリコは、期待されてイベント等に駆り出される中で、部員達と仲を深めてゆく。 幼い頃に遊んだ事のある、泣き虫リコと元気娘ハル。そこに部員でリコのファンである茜を加えた三角関係は、リコがどちらとも仲良くなるので甘さたっぷり。仲を争う感じも無く、全体的に明るい雰囲気。茜の双子の妹・葵のシスコンや、ツンデレ後輩も良い! 最終的に何となく関係性は定まってくるのですが、あと3巻くらい使ってきっちり決着を見たかった気もします。田舎×温泉×百合サイコー!
会社でも美人さんでお誘いがあるが、推しのために早く帰っていた彼女。 推しのアイドルが急に引退して生きる活力を失う 途方に暮れ、帰り道入ったファミレスで出会ってしまったどストライクなフロアスタッフの青山さん。 おすすめされたメニューを食べ続けると覚えてもらえて嬉しくなってしまう。 雨の中、傘もささずにいる青山さんに声をかけて家に呼ばれ… なんか不思議な状況だけど、プラスしかない! ウハウハな契約に今後心臓が持つのか!!