Ameba美容ブログ1位/月間500万アクセス、著者本累計15万部突破の美容化学者・かずのすけによる「美肌化学」的メソッドがマンガで登場!(2018年5月時点)「ちょっと難しい」をマンガでわかりやすく、「美肌化学」がどこよりも優しく学べる一冊です。自分で理解しながら日常で即伝える化学者視点の美肌理論を伝授します。徹夜明けに鏡をみてもやは言い訳にならない現実と向き合った……容姿への意識が低すぎる系マンガ家・氷堂 リョージと、反対に美容オタクであるマネージャーのマリ子。実はどちらも、化粧品イメージ先行で間違った知識の持ち主。間違った道に進もうとしている2人に対して、かずのすけ先生が待ったをかける!自身も肌トラブルで悩んでいたかずのすけ先生は、根拠のない情報に踊らされる2人を放っておけない……日常に「美肌化学」の知識を取り入れて、より賢く安全に美肌を手に入れましょう!!【主な内容】第1章 かずのすけ先生がやってきた第2章 肌トラブルの原因は洗いすぎ第3章 ニキビ肌で悩む全ての人へ第4章 洗顔後の美肌化学的お手入れ方法第5章 美白ってどーすればいいの?第6章 みんな気になる!日焼け対策第7章 界面活性剤は危ないもの!?第8章 医薬部外品と化粧品はどう違うの?第9章 化粧品の成分ってどうみるの?第10章 自分で選ぼう!洗顔料編第11章 自分で選ぼう!化粧水編■マンガを補足するコラムを多数収録(例:クレンジングの具体的な選び方/美白成分の種類と効果/優しい「合成界面活性剤」を活用しよう/化粧水のベースとなる「水溶性成分」はこれを選ぶ/成分表示の例外ルール その他)■まとめ かずのすけ先生に教えてもらったこと■美肌化学のルール チェックリスト

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虫の皇女マユの旅

「ヒト化」という設定の面白さ #1巻応援

虫の皇女マユの旅 氷堂リョージ
兎来栄寿
兎来栄寿

『高尾の天狗とミドリの平日』の氷堂リョージさん最新作。 作り込まれた独特の設定が魅力のファンタジー物語です。 この『虫の皇女マユの旅』の世界ではヒトが地上を支配者となっているものの、「ヒト化の秘術」というものをとある偉大な魔法使いが生み出し、哺乳類・鳥類・海洋生物・虫など、さまざまな生物の代表者がヒト化をしてヒトの社会に介入してきます。なお、ヒトは魔法を使えないのですが、ヒト化した生物は皆元々の特性に応じて何かしらの魔法を使えますそれ故に、ヒト化した生物に対して好い感情を持っていないヒトも多いという設定も重要なポイントです。 本作の主人公は、「ヒト化できるのは認可された生体のみ」という掟を破って幼い身で非合法のヒト化を受けた蚕蛾のマユ。虫国の皇位継承者であるマユは従者である蛍蛾のホタルと共に、ヒト化が解ける1年という期限の間に偉大な虫帝となるべく見聞を広めようと冒険に出ます。ただし、ホタルはマユになるべく危険な目に遭って欲しくないので極力安全に1年をやり過ごさせようとします。その辺りの、各々の考え方や目的の食い違いも面白さを生んでいます。 マユが冒険に出た先ではアシダカグモやヤマトゴキブリ(中身はゴキブリと言っても、外見はただの眼鏡イケメンなので閲覧注意ではないです)などなど、さまざまな生物と出逢いながら、慣れないヒト化した体に(排泄・トイレの使い方が解らないなど)悪戦苦闘しつつも見聞を深めていきます。 マユは世間知らずではあるものの、 「ヒト化した者たちがヒトによく思われないことがあるのは  互いをよく識らないからという面もあろう」 など、時に本質を突いて種族の垣根を越えた道を示します。その様には、皇族としてのカリスマ性が垣間見えます。 「ヒトの支配はせいぜい数千年、一方で虫の支配は4億年」という、現実でもたまに言われる事柄を上手く設定に取り込みながら、物語の歯車が回されていきます。 毎回、どんな生物がどんな魔法を使えるのかという小さな楽しみがあり、それぞれのキャラクターたちの思惑が複雑に絡み合うのも面白く、そして物語全体という大きな楽しみもあるので密度濃く楽しさに溢れている作品です。 虫が話の中心ではありますが、基本的にヒト化した姿で登場するのでヴィジュアル的には虫が苦手な方でもそこそこ大丈夫かと思います。面白いファンタジー系の作品が読みたい方にお薦めします。

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