大手化粧品会社の広報部に所属する芽衣は憧れの女社長からある特命を受ける。それは、彼女の息子であり社内でも有名な“氷の副社長”塩谷斗真への密着取材だった。しかも“副社長には絶対に恋をしない”という謎のルール付き! とはいえ、恋愛未経験の自分には関係ない…そう思っていた芽衣だけど、一緒に過ごすうちに冷徹な彼の蕩けるような甘さを知ってしまい… 訳ありイケメンと始める絶対秘密のとろ甘ラブ!
一途すぎる弁護士×鈍感女子のじれじれ両片思い幼い頃から兄の親友・京志郎にずっと片思いをしている花蓮。1年前から彼の法律事務所で一緒に働く事になったけど、関係は何も変わらずにいた。彼はモテるし自分は妹みたいな存在なのかなと落ち込む時もあるけれど、京志郎の役に立ちたい一心で一生懸命働く花蓮。しかし京志郎も花蓮に対してかなり特別な想いがあるようで――。
薔薇造園業を営むフラワーデザイナーの的場永悟と花屋で働く私・美優は、フラワーアレンジの師弟関係であり“一応”恋人同士。いつも女性に優しい彼はなぜか、私にだけは厳しく当たる。乱暴な口調でみだらな言葉を囁くのに、愛撫は驚くほど丁寧で蜂蜜のように濃厚で……。永悟の本当の気持ちが知りたくても、とろける体がそれを許さなくて――。
【電子書籍限定短編】『すごく濡れてる』夢の中で囁かれ、私は蕩けてしまう――。編集者7年目の私・百合亜は、会社の後輩・瀬戸康介にヒミツの恋をしている。社内の誰もが憧れる優しいイケメンの彼のあだ名は「王子」。私は夢の中で彼の「お姫様」として、甘くてちょっとHなひと時を遊ぶだけ……。そんなある日、同行した取材旅行先で彼と二人きりに。「僕だって男だ」と突然のS王子モードで迫られて!? ☆甘々書き下ろし&お風呂シーンイラスト付き☆
ぽっちゃりなのはわかってる。だけどスイーツ愛は止められない。そんな姫子に、祖母が勝手にお見合いを決めてきた。親友の孫で、大会社の跡取り息子の慎太郎だ。長身、イケメン、御曹司。ホントに?向こうはきっと義理立てしてる。お見合いには抵抗があるし、相手にも懐疑的な姫子ではあるが、やむなく了承する。どうせ断られるんだから高級ホテルの期間限定スイーツを堪能したらいいや、そんな気持ちで臨むことに。ところが話は弾み、なんだか楽しい。調子に乗ってスイーツの話をしていたら、慎太郎がいきなりキスを!ここ、公衆の面前なんですけど!そして断られると思っていたのに、慎太郎は交際を求めてきて…こんなぽっちゃりでいいの!?
未経験のまま寡婦になってしまったナディア。来月三年の喪が明け自由の身になる。そんな時、腰を痛めたという神父の大叔父を手助けするためネルソン村に出向くことに。そこでオーランドというまるで神話に登場する海神のような肉体を誇る青年と出会い一目で恋に落ちしまう。それはオーランドも同じで、二人はその場で求め合い結ばれた。共に初めての体験で最初は戸惑ったものの、想像以上の心地よさに酔いしれる。ナディアはオーランドに第二の人生を託し、すべてを捧げると誓う。だが王宮で起こった権力闘争により、オーランドの出自が明らかに。なんと彼はこの国の王子だった! そしてナディアは愛人にしかなれないと言われてしまい――
どうか、私の中に……。私を、もっともっとあなた様のものにしてくださいませ……。 ■月明かりの下、美しく野性的な男に犯されて――シエラ国で代々薔薇守を務める一家の一人娘、マリアは時折見るそんな淫夢に戸惑っていた。キスもまだの自分がいったい誰と…? やがて父ダリルのもとで修業を続け、正式な薔薇守の後継者となったマリアはついにその相手を知ることになる。それは、三百年ほど前にこの国を治めていた王ゲイン。突如、攻め入ってきた敵から民を守るためにヴァンパイアとなって戦い、その後自らを荊の森に封印し、歴史の表舞台から姿を消した伝説の王ゲインこそがマリアの想い人だった。禁戒を破って荊の森へと忍び込んだマリアは、一匹の黒猫に導かれるまま城の中、ゲインの眠る棺へと。そうして、眠りから目醒めたゲインに貪るように抱かれ、生まれて初めての甘い愉悦に溺れてしまう。だが、ゲインはかつて愛していた薔薇守娘マリアンヌとマリアが瓜二つであったため間違えて抱いてしまっただけ。たとえ身代わりでもいい。マリアはゲインのそばにいさせてくれと乞い願い……。秘せられたヴァンパイア王との禁断の逢瀬。めぐる運命のロマンス。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
手痛い失恋をきっかけに勤めていた会社を辞めた佳乃。彼女は、すべてをリセットするために訪れた南国の島で、名も知らぬ相手と熱く濃密な一夜を経験する。しかし、どれほど強く惹かれ合っていても、行きずりの恋に未来などない――。佳乃は翌朝、黙って彼の前から姿を消した。それから五年、新たな会社で社長秘書として働く佳乃の前に、CEOとしてあの夜の彼・敦彦が現れて……!?
岩田凛子は紡績会社の経理部で働く二十八歳。無表情でクールな性格ゆえに、社内では「超合金」とあだ名されていた。そんな凛子に、新社長の慎之介が近づいてくる。明るく強引に凛子を口説き始める彼に動揺しつつも、凛子はいつしか惹かれていった。そんなおり、社内で横領事件が発生! 犯人と疑われているのは……凛子!? 「犯人捜しのために、社長は私に迫ったの…?」傷つく凛子に、慎之介は以前と変わらず全力で愛を囁き続けて……
アパレル企業の総務部で働く丸山里美は、何故か昔から存在感がとても希薄で、“総務部の幽霊さん”とあだ名されるほど。そんな里美が、自分とは正反対の華やかで人目を引く、勤め先の社長・健吾に告白された! 一時の気まぐれだろうと思う里美。でも、健吾のほうは本気も本気、里美に甘く迫ってきて……!?