ジャージ朝倉の本はすべてサイコーですが、設定もすべてぶっとんでいておもしろいです。 いい意味でうらぎられます。
単行本化されるも速攻で廃番となってしまったジョージ朝倉の初期のマンガです。 イケメンだけどカラオケが苦手な男子高生が、カラオケだけは上手いが胡散臭い妙齢女子に出会い、迂闊にも弟子入りし無茶振りに振り回される、と言うバカ話! 少女マンガの定番とも言えるコーチとの禁断の愛などは当然有りません!(まあカラオケ超人を目指すぐらいのバカ男子高生だし。) 最近のジョージ先生の売れっ子ぶりに、うっかり再販がされた様なので、暇とお金のある方は購入するのも良いのでは。 ジョージ節の原点が味わえますよ!
元漫画アシスタントの編集者(女)が、担当の漫画家(男)が過去に自分の作品をパクったことをネタに結婚を迫る、と言うジョージお得意の破茶滅茶設定のドタバタラブコメ! こんな無茶な設定からキチンと恋愛を描けるのだから流石はジョージ。 二巻では結婚した漫画家と同期で、実は片想いしていたアラサー喪女漫画家をメインに据え、ネズミの国のキャスト(被り物付き)に恋してしまう、と言うこれまた中々の展開。 さあキャストも出揃い、風呂敷も拡がってさあこれから!ってとこで止まったまんま、、、 ダユスダンスダンスールはいいから、こっちを進めて!!
スピリッツ連載中!人気少女漫画家ジョージ朝倉さんの漫画です。 この作者がとても好きで、まさか男性誌で連載するとは思っていませんでしたが、活躍の場が広がるのはファンとしては嬉しい限りです。 さて、内容はスポーツものですが、バレエ(男性)というのは特殊ですよねぇ。美しさや芸術性、表現力、もちろんその根底には徹底した身体づくりと技の鍛錬が必要なわけで、しかも男性となると…一般のスポーツとは一線を画すものがありますね。本当に一握りの、選ばれた人達だけの競技だと私は思っています。だからこそ謎な部分も多いので、へぇ~と感心しながら読みました。 もちろん学校では「男でバレエ」と、浮くこともあるでしょうが、主人公潤平が飄々としているのが救いですね。対照的に友達の兵太君に影があるのが怖いですが、そういう影の部分を描くのがうまい方なのでこちらも今後の展開が楽しみです。
ジョージ朝倉さんの漫画はどれも青春真っ只中の甘酸っぱいような危うい空気感がいいですね。キャラクターが怒っている時、泣いている時、表情の描き方がダイレクトなのでわかりやすくて好きです。 恋愛ものを多く描いていますが、中でもこちらの恋文日和は特に大人の女性におすすめです。今思えば恋文ってすごく素敵な手段だったんですよね。特に渡した記憶、もらった記憶のある方は一気に懐かしくなること間違いなしです。 溺れるナイフやピースオブケイクと比べるとだいぶ絵のタッチが粗いですが、その力の抜けた感じも読みやすいと思います。
時間軸の集約の仕方が難しいそうですよね…!
主人公に幸せになってほしい! でも、思わせ振りなオトコは嫌いだ!!
ジャージ朝倉の本はすべてサイコーですが、設定もすべてぶっとんでいておもしろいです。 いい意味でうらぎられます。