「何度でもふられてこい、俺は何があっても友達だから」…そう言ってアイツは俺を抱く。相原には、ふられる度に慰めてくれる友人がいる。その友人・和久井は、相原の初恋ではじめてふられた相手。以来、相原のことが放っておけないと言ってずっと側にいる和久井とは、いつの頃からかセックスまでするように。自分をふったくせに、まるで束縛するかのようになんだかんだと干渉してくる和久井に戸惑いつつも、今の関係を壊したくない相原は───…。【収録作品】友人関係 1~4/双子の頭/ひつじ雲/0.8【電子限定で描き下ろしの1ページ漫画が収録されています。】
同人誌として出した「少し空寄りの場所」「信号が青になるとき」「信号が青になるとき2 金曜日夜」「家族」「いつか」「夕日」「花びらのあと」を一冊にまとめました。電子書籍として出すにあたり性的描写に修正を入れてあります。もともとあまりリアルな描写はしていないので、そんなに問題はないかと…。BL、総ページ186ページ。※本作は歩田川和果の個人誌作品の電子書籍版となります。【187ページ】
西島 圭がバイトするラーメン屋には、人が隠していることを何でも暴く客がいる。その男・十川の正体は、黒い翼を持つ本物の悪魔。圭自身も初対面でゲイであることをバラされたり、恋人に四股かけられていることを知らされたりといろいろ被害を被った一人。最初は人間の不幸を楽しんでいるのかと思った圭だったが、圭が困るたび、なぜか助けに現れたり励ましてくれたりする十川にしだいに惹かれて――…。人の世に紛れて暮らす生真面目な悪魔とちょっとおバカな大学生のピュアLOVEストーリー!★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
「人間の体は面白いな。気持ちがいいとこうなるのか」長いこと恋も知らずに人形作り一筋で過ごしてきたあおい。不思議なことに、あおいが作る人形達は人間のように喋り、動く。無邪気で小生意気な人形達に振り回されながら、日々人形作りに勤しむが、中でもあおいが初めて作った人形・ゆいはあおいに人一倍の独占欲を見せ…?
高校時代付き合っていた佳純と晴真。付き合っていることは秘密だから、手も繋がず毎日一緒に帰るだけ。卒業式の日に別れてから三年。ふたりの特別な場所だった歩道橋で再会した彼らは――!? 表題作ほか、歩田川和果が描く、友達以上恋人未満で揺れるピュアラブストーリーなどの同人誌を収録。このコミックスには下記の作品が収録されています。/『歩道橋』2014年12月28日発行同人誌/『歩道橋2』2015年8月15日発行同人誌「らくがき」を改題/『愛のかたち』2014年8月16日発行同人誌/『最寄り駅から』 2013年12月30日発行同人誌/『一月一日』2015年12月29日発行同人誌/『この下界は』2012年12月30日発行同人誌/『体温』2013年8月11日発行同人誌
三十年生きて、そのうちの二十四年、人生の五分の四、片想いしている。はじめての告白は、高校生のとき。その後も二回失敗したが、俺はいつもしあわせだった。佳久がずっと好きだ。なのに、佳久を傷つけた。体に残った傷痕は、どれだけ佳久を傷つけたかの証。だって俺は、佳久の弟と関係を持ったんだから……。ぜんぶ俺が悪い。だから――今度は間違えない。最高級のヘタレ、見参! 誰よりも純粋な想いを貫く男、環の純愛物語!! 【電子限定おまけ付き】単行本未収録作品「仕事場で」(ディアプラス2015年12月号掲載)を収録
「告白したの憶えてる?」「… 憶えてる。どこがよかったんだ」「全体。おまえと一緒にいるとしあわせを感じる」永瀬は同僚で同期の有働に惚れていた。告白するものの「社内恋愛は嫌だ」とあっさりフラレてしまう。それから五年―― 有働が独立してネクタイ専門店「ねくたいや」を開業した。永瀬は有働に会うため「ねくたいや」に通っているのだが……。有働に片想いし続ける一途な男・永瀬(保証書付きの超ドヘタレ!)の諦めることもできない恋の行方は――!?