あの「不思議のたたりちゃん」がママになって帰ってきた!!――舞台は令和、関東某所のマンション住まい。かつてイジメられっ子だった神野多々里も、今では男児を育てるママに……。大人になった現在、自分のための「友達」は必ずしも必要じゃないけれど、子供のために「ママ友」は必要。井戸端会議にSNS、必死にママ友付き合いを試みるも、ボスママには「カースト最下層」と罵られ……!? ママ友イジメやマウンティング、子を叱らない悪い親にはまとめて「たたり~」!
「なぜ私の名前を知っている?」その日、女は自分とどこか同じような目をした鬼に出会った――。凶悪な妖に付きまとわれ山奥まで逃げてきた人間の女・紫。行き倒れていた彼女を助けたのは、仮面を被った人喰い鬼だった。なぜか紫の名前を知っている口ぶりの鬼に戸惑う紫。一方、付きまとってくる妖の「嫁になれ」という言葉に、紫はある決心をして…。人外と人間の思いが交錯する、異種間恋愛を描く和風ファンタジー。
「私は私のやり方でレラを救ってみせる」――。滅亡の危機に瀕しているレラ国の姫・マナは、敵国であるマグメル皇国に“ある目的”のため騎士として潜入していた。世界全体が破滅の危機にある中、マグメル皇国だけが「空飛ぶ円盤」の開発により難を逃れており、その秘密を手に入れることで自国を救おうと考えたのだった!マグメルの王女誘拐の疑惑をかけられている謎の少女とマナは出会い…。壮絶な運命が紡ぐ大河ファンタジー!
「顔も身体もパーフェクト!! 神がくれた奇跡だよ君は」――自他ともに認めるブス・奥村すみれ。ブスなりに奥ゆかしく、人を恨まずつつましく生きていくつもりだった。片思いしていた大学のゼミ仲間・高見さんへも告白すらせずに卒業、だけど残っているのは苦い後悔……。そんなある日、幼馴染で医者のタマゴ・拓海くんから「整形の実験台」を頼まれて軽い気持ちで引き受けたところ、想像以上の“美人”に生まれ変わってしまう。せっかく手に入れたこの顔、せめてそばにいたいと思うくらいいいよね? と高見さんのいる会社へ転職したすみれだったが、ブスの頃には知らなかった、高見さんのサイコパスな一面を徐々に知ることとなり……!?
「読者の皆さん、トシ取るのって、悪いことばかりじゃないんですよ…?」20代で恋愛、30代で結婚・出産。そこから十数年経過すれば…オンナの人生には「楽しい閉経」が待っている!?――生々しい“女の生態”を描き続けるエッセイ漫画家・安彦麻理絵。結婚2回、出産4回をやらかしたあとに突入したのは「更年期世代」の50歳! 体は徐々にポンコツ化していくものの、「PMSのイライラ」「便秘」「バカ食い」「ブチ切れ」生理由来のトラブルから開放されていくのは思った以上に快適で……!? なんとなく不安な”閉経後”のメンタルや生き様を、実体験で綴るコミックエッセイ。
「めっちゃ俺好み。キスしたいぐらい」仕事を完璧にこなす綾辻穂花(28)はガードの固いマスク美女と評判。素顔にコンプレックスがあり他人に心を開けないでいたのに、4歳年下の同僚・丸田だけはなぜかぐいぐい迫ってくる。誰にでも愛想が良い彼が最初は苦手だったのに、とろけるようなキスをされ「俺と付き合ってみませんか?」だなんて……。からかってるんじゃないの?信じていいの?かっこよくて女慣れしてそうな彼のストレートな愛情表現に頑なな心が少しずつ崩されていく。「キスだけでこんなになるんです。俺たち相性がいいと思いませんか?」かかる吐息も熱い視線も、初めての感覚でどうにかなりそう??。
「殺されたはずの母が、実は生きている!?」ニセ霊能者・東郷高峰事務所へ相談にやってきたのは、16年前に起きた「小金井首なし殺人事件」の被害遺児・椿希。街で偶然殺された母によく似た人物を見かけたという。東郷は退行催眠で赤の他人だとわからせようとするも、逆に椿希は母への想いを募らせることに。そして数日後事態は急展開を迎える。収録内容第1話~第17話描き下ろし漫画12Pスペシャルインタビュー3P
「殺されたはずの母が、実は生きている!?」ニセ霊能者・東郷高峰事務所へ相談にやってきたのは、16年前に起きた「小金井首なし殺人事件」の被害遺児・椿希。街で偶然、殺された母によく似た人物を見かけたのだという。数日後、事態は急展開を迎える。『だめんず・うぉ~か~』倉田真由美初の長編&本格ミステリー。※本作は『凶母(まがはは)~小金井首なし殺人事件 16年目の真相~』(1)~(4)を収録した合本版です。
「私の“好き”はこうやって傷つけるやり方しかできない、ごめん…」――。BLオタクの詩織と百合オタクのヤブミは、SNSを通じて仲良くなったオタク友達。同人イベントに行ったり映画の応援上映に行ったり、オタク活動を共に楽しみつつ…詩織はヤブミへの恋心を募らせていた。友達のフリをしていたものの、こじれにこじれた巨大感情はある日突如あふれ出してしまい…。「どうしていつも、自分が嫌なこと好きな人にしちゃうんだろう」。読めばきっと大切な人に会いたくなる、こじらせ女子の厄介で複雑な恋のお話。
「俺んち泊まりますか」――。ホストのハルマは電車に飛び込もうとする青年・ソウタを助ける。「帰るところがない」という彼の言葉から、互いの素性すら知らないまま奇妙な二人暮らしが始まる。詮索せずに、ただただ優しく接してくれるハルマとの生活に、失恋で傷を負っていたソウタの心は癒され、いつしか恋心に変化していく。「もう二度と誰も好きにならないと思っていたのに」ソウタは、感情を抑えきれずハルマを押し倒し―…。
「私、立派なオバサンだった……!」元キャンペーンガールの私、白戸ミフル・35歳。20代の頃からモテて当然だと思ってた。だけどある日、明らかに“格下”の鼻毛オヤジにオバサン呼ばわりされ、自分の老化に気づいてしまい……!? 相席居酒屋や出会いバー、アプリでも避けられ、婚活イベントも年齢オーバー。さらには乳がんまで発覚しちゃってどうしよう!? 自分の時間は有限じゃないことに気づいた主人公が、副作用(ハゲ)を乗り越えながらハイクラス男子と出会う、ポジティブ婚活&闘病エッセイ。
「なぁ、今日の夜ここに来いよ」――。すあまは、演劇部に所属する女子高生。夏休みに入り、他校の演劇部との合同合宿がスタート!内気な自分とは正反対の他校の男子・天野と出会い、次第に惹かれていくも彼には大きな秘密があって――。思春期の少年少女の恋愛未満青春ストーリー!(「かがみのむこう」より)■収録作品 1巻「かがみのむこう」、2巻「全員揃うまで待って」(前編)、3巻「全員揃うまで待って」(後編)
子供時代に『不思議のたたりちゃん』(および『新不思議のたたりちゃん』)を読んだことがありますが、犬木加奈子先生の「濃い」画風が肌に合わなかったこともあり、一度記憶から消去してしまいました…犬木先生すいません。 しかし、『ママ友はたたりちゃん』を試し読みした時、今の犬木先生の絵が比較的シンプルになっていたためと、「たたりちゃんの息子さんと旦那さんがどんな人なのか知りたい」という好奇心から、購読を決意しました。 本作は比較的読みやすかったし、「あるある」なネタを取り込んでる分だけ共感します。 『不思議のたたりちゃん』と『新不思議のたたりちゃん』(あるいは『不気田くん』と『真・不気田くん』)を読み(直し)たくなります。 『ママ友はたたりちゃん』が『新不思議のたたりちゃん』よりも短く終了したのは残念に思いますので、たたりちゃんとその旦那さんの馴れ初めを描いたスピンオフ作品の制作を望んでしまいます。