大手出版社で編集者を務める遠野真夜は、亡くなった祖母からの遺言で遺品整理を頼まれる。蔵の中で発見した棺を開けると、息を飲むほど美しい男性が眠っていた…!しかもその男は「自分は遠野家に仕えていた吸血鬼だ」と言い出して!?
自分を吸血鬼に変えた紅緒に、翻弄されるロイ。紅緒との出会い、吸血鬼になった理由を真夜に話し始めるが…。
自分の吸血行為には「催淫作用がある」と紅緒から聞いたロイは、慌てて真夜の元へ…。一方、真夜は紅緒にロイの呪いを解くヒントをもらう。果たしてロイの望むエンディングとは――!?