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家のあちこちでイタズラをしたり、粗相をしたりと目が離せない幼犬期。元気いっぱい駆け回る遊び好きな成犬期。そして、訪れるシニア期――。どんな犬にも老いは訪れます。でも、いっしょに過ごしてきた時間だけお互いの性格や癖を知りつくしたぶんだけ、シニア犬との飼い主の関係は、より深い関係になります。そして、シニア犬と暮らす飼い主さんは、誰もが「シニア犬は可愛い」と言います。本書の主人公、ウエスティー(ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア)のちーちゃんも、14歳という立派なシニア犬。性格は天真爛漫、好奇心旺盛で、マイペース、たまにかんしゃくを起こします。ボール遊びが大好きで、食いしん坊、自転車に乗って散歩に出かけ。ドッグランに行けば今も走り回ります(ただし最初だけ)。そんなマイペースな、ちーちゃんに常に振り回されながら「1日でも長くいっしょにいてね」と願う飼い主の著者が「ちーちゃんとのドタバタな日々の出来事」を綴ります。