あらすじ

シアーウッドの隠れ里でひっそり暮らす亜族のラナは、手先が器用なハイドワーフの母を持ちながら、見た目も才能も母に似ず、役立たずとして奴隷のような生活を送っていた。そんなある日、“とある目的”で里を訪れた人族・レイフォルドと獣騎士たちとの出会いが、ラナの運命を大きく変えることに――!
大獣公とユニコニスの乙女 1巻

シアーウッドの隠れ里でひっそり暮らす亜族のラナは、手先が器用なハイドワーフの母を持ちながら、見た目も才能も母に似ず、役立たずとして奴隷のような生活を送っていた。そんなある日、“とある目的”で里を訪れた人族・レイフォルドと獣騎士たちとの出会いが、ラナの運命を大きく変えることに――!

大獣公とユニコニスの乙女 2

人族の王子・レイフォルドに連れられ、ラキアナ王国を訪れたラナ。獣騎士の友達もでき、新たな環境に慣れつつある一方、何もできずにただ休んでいることにもどかしさを感じてしまっていた。なぜ自分はここに呼ばれたのか? 葛藤するラナにレイフォルドが提示した“力を貸してほしいこと”とは――?

大獣公とユニコニスの乙女 3

“祝福”の呪いをかけられたグレスタン獣皇国への贈答品を未然に回収することに成功したラナ。レイフォルドの役に立てた達成感に浸る一方で、ラナの故郷を蹂躙したのは王妃主導による侵略であることが発覚した。レイフォルドは侵略の責任の一端が自分にあることを認めつつ、王妃体制の打倒を目指しラナに協力を迫る。苦悩するラナが出した答えは――?

大獣公とユニコニスの乙女 4

王妃から届いた王宮舞踏会の招待状。その中には「人族の娘をパートナーとして同伴させよ」という指示が。ラナの存在を察知されたことに戦慄するレイフォルドとは対照的に、千載一遇の機会とばかりにラナは参加を志願して…。意志の固さにレイフォルドが折れて、二人で臨んだ舞踏会。二重三重に張り巡らされた王妃の罠を逃れたラナは、ついに“祝福”付与の瞬間を目の当たりにする――!