あらすじ

身寄りのない櫻は、慈愛園で育った親友の葉月の急死とともに、葉月が羽根木グループ会長の実の孫であったことを知る。櫻は葉月に成りかわり、羽根木家に引き取られることに成功するが、そんな櫻の前に一人の男が立ちはだかった。優秀さを買われ、会長の養子となっていた羽根木清瀧は、櫻の正体に疑いを抱いていたのだ。清瀧を警戒しながらも、冷たく見える彼のわかりにくい優しさに、桜は次第に惹かれ始める。そして清瀧もまた…!?
甘い烙印(上)

身寄りのない櫻は、慈愛園で育った親友の葉月の急死とともに、葉月が羽根木グループ会長の実の孫であったことを知る。櫻は葉月に成りかわり、羽根木家に引き取られることに成功するが、そんな櫻の前に一人の男が立ちはだかった。優秀さを買われ、会長の養子となっていた羽根木清瀧は、櫻の正体に疑いを抱いていたのだ。清瀧を警戒しながらも、冷たく見える彼のわかりにくい優しさに、桜は次第に惹かれ始める。そして清瀧もまた…!?

甘い烙印(下)

施設の悲惨な境遇から抜け出し、羽根木家の孫として引き取られた櫻。DNA鑑定を始め様々な難問を乗り越えた櫻は、正体を隠したままで清瀧との愛を深めていく。やがて財産よりなにより彼を失いたくないと願い始める櫻だが、秘密を握る慈愛園園長の横やりは激しさを増し、櫻の身体まで要求するようになっていた。櫻の願いも虚しく、ついに清瀧がすべてを知る日がやってくる。同時に大きな事件が…!?