あらすじ

【惣一郎をひたむきに愛した若く純真な唯の死は家族に暗い影を落とした】母は唯の死を受け入れられず、唯が好きだった惣一郎に形見を持っていてほしいと懇願。また、るりも唯が惣一郎のために編んでいたものを渡そうとするが、惣一郎には他に想う人がいるのだった…。花ぶらんこの魔法を夢見た少女の長編ラブロマン、第3巻。
花ぶらんこゆれて…(1)

【実母に似たるりは継母の心を不安にさせた】ソニアは赤ん坊のるりと夫の茂を残して日本を去った。その後るりが3歳の時に茂は5歳の男児・真幸(まさき)を連れた杪(こずえ)と再婚。3人目の子供・唯(ゆい)にも恵まれた。しかし杪はるりに冷たい目を向けたのだ…。花ぶらんこの魔法を夢見た少女の長編ラブロマン、第1巻。

花ぶらんこゆれて…(2)

【真幸は妹のるりを守る役をゆだねた惣一郎(そういちろう)の別の顔を知ってしまう!】心臓が弱いるりの妹・唯が入院した。入院先には唯の家庭教師の惣一郎と兄の真幸も集い、唯を励ました。でも母の顔色は悪く、何か深い悩みをかかえているようだった。花ぶらんこの魔法を夢見た少女の長編ラブロマン、第2巻。

花ぶらんこゆれて…(3)

【惣一郎をひたむきに愛した若く純真な唯の死は家族に暗い影を落とした】母は唯の死を受け入れられず、唯が好きだった惣一郎に形見を持っていてほしいと懇願。また、るりも唯が惣一郎のために編んでいたものを渡そうとするが、惣一郎には他に想う人がいるのだった…。花ぶらんこの魔法を夢見た少女の長編ラブロマン、第3巻。

花ぶらんこゆれて…(4)

【るりの笑顔だけを望んでいた惣一郎の愛!】るりはフランスに行った惣一郎からの手紙に気づくが、病気で目が見えず読むことができない。一方、真幸は母に「おまえたちは兄妹でしょ!」と言われても、るりへの妹としてではない愛をあきらめられなかった…。花ぶらんこの魔法を夢見た少女の長編ラブロマン、完結の第4巻。