直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全8編収録。○アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……「大河の彼方より」○93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……「人生がそんなにも美しいのなら」○4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……「あの日の桜の木の下で」
金なし、家なし、女なし。あるのは借金と前科だけ…。ダメ男「伊達秀吉」がひょんなことからひらめいてしまった…誘拐計画!!迫りくるヤクザ、警察、マフィアの刺客!?二人の旅の結末は!?思いっきり笑えて泣ける…二人の誘拐ロードストーリー!!