本好きで国内外の本を読み漁っている侯爵令嬢レティシア。現実の男性が苦手で、小説の世界の『推し』に恋をしている。しかしある時、楽しみにしていた新刊で『推し』が死んでしまった!そんな失意の中、七歳も年上のある公爵との婚約を父親に決められてしまい――。「現実の男性なんて、絶対に無理です」と訴えるも、父親に逆らうこともできないレティシアは、『不能』と噂される公爵ジークハルトの元へ向かうのだが……目の前に現れたのは、死んだはずの『推し』キャラとそっくりな、『仮面』を着けた公爵様で――?『推し』に激似の訳アリ公爵と超絶ピュアな令嬢が、『夜の生活』に翻弄されながらも夫婦になっていく、純情無垢な異世界官能ファンタジー!!
「あの記憶のせいで、変な気を起こしそうになる。」気安い幼馴染だった彼に、熱を宿す瞳でじっと見つめられる。ベッドへと乗り上げる彼を突き放せないまま抱きしめて――……。小さい頃からずっとで一緒で、同じ大学に進学する玲菜と久朗。何かと玲菜の世話を焼きたがる久朗に、玲菜は辟易していた。「大学に入ったら久朗から離れて彼氏をつくる!」そう思っていた矢先、玲菜は歩道橋から落ち、それを受け留めた久朗とともに意識を失ってしまう。目が覚めると、玲菜と久朗は日本とはまったく違う異世界にいた。しかも、裸で抱き合っている真っ最中で……!? なんと二人は、許されない立場ながら恋仲だった≪騎士・クラウディウス≫と≪王女・レナータ姫≫に転生していたのだ。「愛しています、姫」そう囁きながら、玲菜のナカに欲を突き立てる久朗の見たことのない表情。大嫌いだったはずの彼なのに、軽く触れられるだけで、カラダをつなげたその夜を思い出してしまい――!?
田舎からはるばる憧れの大学へと進学した乃々原(ののはら)はなび。ところが入学早々、親の失業により急遽大学を退学しなさいとの連絡が。せっかく頑張って入学したのに…動揺して入った男子トイレで、はなびが見たのは――孤高の硬派イケメン・八城立樹(やしろ たつき)のHな「自家発電」シーン!? まさかそんなことあるわけ…真相をたしかめるべく校内で尾行をするが、アッサリバレてしまう。「今まで誰にも気づかれなかったのに」話していると突然、八城の息が乱れ、苦しそうな様子に――カレの秘密、それは性欲がケタちがいに高いという特異体質だった!? 強引に抱き寄せられると、コーフンは勢いをまして――ねっとりと舌を入れられ敏感なトコをむにゅむにゅとミダラにまさぐられ…こんなのダメなのに、なんでだろう。オクがすごく気持ちいい…っ! 硬派なケダモノ×貧困女子大生の、奇妙な契約からはじまるエロきゅんラブ★(第1話)