雪の降るある日、伯爵令嬢セレフィオーネ・グランゼウス(3歳)は、モフモフ聖獣ルーダリルフェナと接触したことでアラサー女子だった前世の記憶を取り戻した。今いる世界が前世で読んだ小説の内容とそっくりで、しかも自分が破滅エンドを迎える悪役令嬢であるという事実とともに――。「ヤダ絶対、私は悪役になんてなりたくない」最悪な運命から逃れるため、転生令嬢セレは冒険者になって聖獣ルーと一緒に旅に出ることを決意するが、なかなか一筋縄ではいかないようで!?
長い戦争が終わり、記念パーティが開かれるジータ王国。末の王女であるアリッサは、婚約者である侯爵令息・グルドが自分のことを悪し様に言い、他の女性に懸想している様子を聞いてしまう。伯爵家出身の双子の従者・ライリーとレネは憤怒しているのに対し、アリッサは冷静だったけれど、記念パーティで一矢報いることに……! ※この作品は『不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック3』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
伯爵令嬢クロエは親から蔑まれ、王子から婚約破棄され、恩師にも裏切られて獄死したはずが、幼い頃の姿に巻き戻って目を覚ます。五歳からの人生やり直しは蔑まれてきた〈草魔法〉が自由に生きるための武器に!! 同じ轍を踏まないよう抗いながら生きるクロエに救いの手が差し伸べられ、辺境の地で新たな生活が始まる――。描き下ろし番外編も収録!!
モブ悪役令嬢に転生! でもこの状況、何かおかしくないですか!?乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私、伯爵令嬢ピア。国外追放の運命にすっかり弱気になり、婚約解消して学芸員になると宰相令息ルーファス様に申し出るが、思わぬ展開に陥り……!?