イエス小池(イエスこいけ、1955年9月25日 - )は、日本の元漫画家アシスタント、エッセイスト。東京都世田谷区出身。42年間漫画に関わっていた。本名は小池久陽(ひさあき)。
蟹工船「博光丸」を支配する赤鬼監督こと、罰河原赤蔵。蟹工船の人々はこの男に虐げられ、死と隣りあわせの日々を送っていた。罰河原に真っ向から立ち向かう龍という名の漁夫。罰河原に性的嫌がらせを受ける少年を助けるため、身を呈した龍の姿は、人々に連帯を促すが――。 プロレタリア文学の巨人・小林多喜二の名作を大胆な目線で翻案したオリジナル長編劇画。
虐待、暴行、殺人。渦巻く恐怖の精神病院の現実を描く漫画。報徳会宇都宮病院を舞台にし、現代社会の知られざる恐怖、入院者のリンチ死の事実を知らしめた、安井健彦著「悪魔の精神病棟」を原作とする。
安井健彦の「悪魔の精神病棟」をコミカライズした作品といえばいいのかな ただ安易にコミカライズと言っていいのかを悩むくらいの内容だった 「悪魔の精神病棟」自体は読んだことないが、調べた感じだと「宇都宮病院事件」を元にした漫画なんだと思う。 宇都宮病院事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6 このページだけでも読むと疲れるのに、作画をしているのが「ジョージ秋山」のところで40年近くアシスタントをしていた「イエス小池」 この組み合わせで書いているから漫画自体の迫力がすごいことになっていて読んだ後の疲労感もすごいし、おまけに救いがある内容ではないから二重に疲れた...
小林多喜二の「蟹工船」を、ジョージ秋山のアシスタントを長年務めるイエス小池がコミカライズした作品。もともと読切作品だったが、2008年の蟹工船ブームの折に文庫化された。 出版に至った経緯はドラマチックだ。詳しく知りたい人はたけくま先生のページを読むとよい。 http://memo.takekuma.jp/?p=1217 読んでみての感想としては、個人的には原作とは大分違う印象を持った。 過激な描写が多いものの、表紙の罰河原赤蔵(ばつがわらあかぞう)のクレイジーなキャラと、不屈のヒーロー龍さん(オリジナルキャラ)の存在が痛快で面白い。 過去にも蟹工船系作品には触れてきたものの、プロレタリア文学とか格差社会という固まった評価の中で理解していただけだったかもしれない。 イエス小池バージョンでは、罰河原中心の視点で、世界が孕む狂気そのものを描いていて、そこはかなり際立っていて良かった。この漫画はとにかく、ラストの罰河原赤蔵の咆哮がすべてなんじゃないかと思う。これから大東亜共栄圏に突き進む歴史をも示唆していて、そこまで通して考えると、「おい、地獄さ行くんだで!」という書き出しの意味しているものが変わってくるようにも思えた。
安井健彦の「悪魔の精神病棟」をコミカライズした作品といえばいいのかな ただ安易にコミカライズと言っていいのかを悩むくらいの内容だった 「悪魔の精神病棟」自体は読んだことないが、調べた感じだと「宇都宮病院事件」を元にした漫画なんだと思う。 宇都宮病院事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6 このページだけでも読むと疲れるのに、作画をしているのが「ジョージ秋山」のところで40年近くアシスタントをしていた「イエス小池」 この組み合わせで書いているから漫画自体の迫力がすごいことになっていて読んだ後の疲労感もすごいし、おまけに救いがある内容ではないから二重に疲れた...