一世を風靡した人気プロ雀士、灘麻太郎の麻雀旅日記を劇画化! 麻雀で生活していくためには勝たなくてはならない。しかし勝ち続けると次第に一緒に打つ相手がいなくなってしまう。新しい相手を求めて、新しい場を求めて男は日本中を放浪し続ける! 北陸、和歌山、神戸、淡路島、アメリカ統治下の沖縄など、今では消えてしまった各地方の特色ある麻雀や風俗などが描かれ、60~70年代を切り取った時代史としても興味深い一作!
家族の幸せを奪ったイカサマ雀士に恨みを晴らすため、自ら麻雀の道に飛び込んだリッコ。女豹の異名を抱いて裏の世界に身を置き、ひたすらに勝負に挑む。人としての幸せも、女としての幸せもそこにはない。ただ麻雀の道を極めるため、リッコは今日も卓に向かう!
生まれる子供のために麻雀打ちから足を洗おうとする鬼頭吾郎、しかし組はそんな小さな幸せも許さなかった。愛する女を殺され、さらにその濡れ衣まで着せられた吾郎は復讐の鬼となる。刑務所から出所した吾郎は自分をはめた男たちを、一人また一人と破滅に導く! 麻雀打ちの悲哀を描く「雀ぶらあ情話」シリーズ5作も同時収録。
殺された親友の忘れ形見をともなって、日本中を放浪する流しの勝負師壇上重光、またの名を鉄砲のダン。今は亡き二人の親友の仇を討つために、強さを追い求め麻雀道を邁進する。子供の幸せを祈りながら、復讐の果て、勝負の果てにダンを待っているものは一体何か!?
日本一の麻雀打ちの地位を得るために、鬼と呼ばれ恐れられている武田一風斎との懸賞麻雀に挑む“新宿の竜”こと白神達也。しかし鬼武田の強さの前に無残な敗北を喫するのであった。負けの代償は莫大な借金。その借金のカタに恋人を奪われ、手をつぶされる白神。復讐の鬼と化した白神の逆襲が始まる!
湯島天神下に、江戸前寿司の名店『いなせ鮨』がある。だが、この店には一つの大きな問題があった。それは子供が三姉妹ということ。跡取り息子のいないこの店を悲劇が襲う!そのことが三女の新子の運命を変えた!!