えつことアラメという幼なじみ2人はお互いが唯一無二のかけがえのない存在だと感じていて、周囲からも恋人同士だと思われているような関係なのですが、
本人たちは相手に対して恋愛感情を持っておらず、
事実として、アラメに彼女がいた時期も2人の関係性は全く変わる事がありませんでした。

そんな2人は、えつこの家族が事故で亡くなったことをきっかけに同居を始めます。

この作品は家族とも恋人とも異なる“名前のない関係”を築いている2人の同居生活を通して、互いが相手に対して抱いている思いと僅かに生じた関係性の歪みを丁寧な心情描写で描いていく作品です。

1巻まで読了

読みたい
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
海はとおくに満ちて往く

海はとおくに満ちて往く

海沿いの街で商店を営み暮らす橘。高校生のときに亡くなった幼馴染・岬希の姪である灯に懐かれ、店では度々2人の時間を過ごしていた。橘の心に強く根を張り、時折身体中をかけめぐるあの日の悲しみ、そして後悔――。幸せになんか、なりたくない。灯の高校卒業をきっかけに、橘の止まったままの時間が動き出そうとしていた。
家族でも恋人でもない“名前のない関係”を紡ぐ2人の物語 #1巻応援にコメントする