酒は辛口肴は下ネタ
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辛口のエロが笑いや涙を心地よく洗い流すにコメントする

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名無し
1年以上前
花七ちゃん(小学6年生)は、優しい色魔だ。 かわいい悪魔、なんてものではなく。 本当に優しくて、本当に色魔。 しかも兄に異常なまでに関わってくる。 というか兄の性的な面に執拗に関わってくる。 普通ならそんな女子小学生、そんな妹なんて 漫画の中だけに存在する生き物か、 精神に異常のある人か、どちらかだ。 どちらにしろ、普通なら漫画であろうとなかろうと そんな女の子からは気味が悪い感じを受けると思う。 パラノイア的な狂気というか。 この漫画が、そう感じさせるストーリーだったならば、 花七ちゃんの笑顔は読者にはホラーにしか 感じれられなくなっていっただろう。 だが、この漫画の中の花七ちゃんは、 読んでいるとだんだんに「優しい子なんだなあ」 と感じてくるようになっていった。 花七ちゃんの優しさとはブラコンだったりロリコンが 好む優しさではなく、現実の小学生にはありえない、 いい意味で漫画ならではの大人びた優しさだった。 それはそれで漫画でなければありえないのだろうけれど。 でも間違いなく花七ちゃんは優しい子だった。 話が終盤になるに伴い、花七ちゃんの笑顔からは 普通の兄妹愛としての優しさ「も」感じるようになる。 だが間違いなく色魔でもあるのだよなあ(笑)。
花七ちゃん(小学6年生)は、優しい色魔だ。
かわいい悪魔、なんてものではなく。
本当に優し...

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名無し
1年以上前
辛口の酒は美味い。 甘口でも美味い酒はあるが、 料理に合わせるなら辛口のほうが良い。 塩気のある肴もホロ苦い肴も、 甘い肴でさえ、旨味を膨らませてくれる。 口に含んで感じる肴の味を、適度に洗い流すことで、 その奥に秘めていた味に気づかせてくれることもある。 主人公・太郎は東京の下町で居酒屋「男道」を 1人できりもりしている。 実は京都の由緒正しい老舗料亭の息子で 料理の技術・知識・感性は超一流。 しかし性格的には堅物すぎて、店は女人禁制。 美味しい酒と肴を静かに味わう店を目指している。 そこに小学生の妹・花七が京都から押しかけてくる。 花七は由緒正しい家の娘ゆえの天然で本物の色魔。 堅物すぎる兄様に「色も欲なら食も欲」と 人間としても料理人としても、そして男としても 「一皮むけた」人間になってもらおうと奮闘し始める。 通常のグルメ漫画、とくに酒絡みの漫画ならば 美味しい酒と美味しい肴の組み合わせの素晴らしさを 描くのが普通だ。 四季折々の食材を素材の味が引き立つように組み合わせて調理し、 そこに日本各地の銘酒をあわせて、酒と肴の双方の味が より引き立ち膨らむとかの話を描くのがスタンダード。 しかしこの漫画で料理や肴、そして人情の機微を より引き出し、より味あわせて見せてくれるのは 辛口の銘酒ではない。 エロだ。 大吟醸の純米酒とか、久保田や春鹿、瀬祭ではない。 ロリ、巨乳、独身大家、さらに女王様からヒキニートまで。 よくもまあここまでというくらいの各種のエロが、 怒涛の如く押し寄せてくるが、それが通り過ぎた後に残る 人情の味が、意外なほどに味わいがある。 実は漫画全体としてはサービス・カット的にエロい絵もあるが、 それほどにドロドロした展開や絵はない。 ワリとスッキリとした辛口のエロだと思う。 また、登場する料理自体も、和食中心の本格的な料理が多い。 安酒と適当なツマミとかの悪酔いを誘う組み合わせではない。 ちょっと禁断の味に踏み込んだ、 わりとスッキリした辛口のエロと、 美味しそうな肴が味わえて、 後口にはチョット良い人情の味が残る、 そういう美味しい組み合わせの漫画だと思う。 まあ、下ネタが苦手な人にはダメだろうけれど(笑)。
辛口の酒は美味い。
甘口でも美味い酒はあるが、
料理に合わせるなら辛口のほうが良い。
塩...

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名無し
1年以上前
辛口の酒は美味い。 甘口でも美味い酒はあるが、 料理に合わせるなら辛口のほうが良い。 塩気のある肴もホロ苦い肴も、 甘い肴でさえ、旨味を膨らませてくれる。 口に含んで感じる肴の味を、適度に洗い流すことで、 その奥に秘めていた味に気づかせてくれることもある。 主人公・太郎は東京の下町で居酒屋「男道」を 1人できりもりしている。 実は京都の由緒正しい老舗料亭の息子で 料理の技術・知識・感性は超一流。 しかし性格的には堅物すぎて、店は女人禁制。 美味しい酒と肴を静かに味わう店を目指している。 そこに小学生の妹・花七が京都から押しかけてくる。 花七は由緒正しい家の娘ゆえの天然で本物の色魔。 堅物すぎる兄様に「色も欲なら食も欲」と 人間としても料理人としても、そして男としても 「一皮むけた」人間になってもらおうと奮闘し始める。 通常のグルメ漫画、とくに酒絡みの漫画ならば 美味しい酒と美味しい肴の組み合わせの素晴らしさを 描くのが普通だ。 四季折々の食材を素材の味が引き立つように組み合わせて調理し、 そこに日本各地の銘酒をあわせて、酒と肴の双方の味が より引き立ち膨らむとかの話を描くのがスタンダード。 しかしこの漫画で料理や肴、そして人情の機微を より引き出し、より味あわせて見せてくれるのは 辛口の銘酒ではない。 エロだ。 大吟醸の純米酒とか、久保田や春鹿、瀬祭ではない。 ロリ、巨乳、独身大家、さらに女王様からヒキニートまで。 よくもまあここまでというくらいの各種のエロが、 怒涛の如く押し寄せてくるが、それが通り過ぎた後に残る 人情の味が、意外なほどに味わいがある。 実は漫画全体としてはサービス・カット的にエロい絵もあるが、 それほどにドロドロした展開や絵はない。 ワリとスッキリとした辛口のエロだと思う。 また、登場する料理自体も、和食中心の本格的な料理が多い。 安酒と適当なツマミとかの悪酔いを誘う組み合わせではない。 ちょっと禁断の味に踏み込んだ、 わりとスッキリした辛口のエロと、 美味しそうな肴が味わえて、 後口にはチョット良い人情の味が残る、 そういう美味しい組み合わせの漫画だと思う。 まあ、下ネタが苦手な人にはダメだろうけれど(笑)。
辛口の酒は美味い。
甘口でも美味い酒はあるが、
料理に合わせるなら辛口のほうが良い。
塩...
名無し
1年以上前
花七ちゃん(小学6年生)は、優しい色魔だ。 かわいい悪魔、なんてものではなく。 本当に優しくて、本当に色魔。 しかも兄に異常なまでに関わってくる。 というか兄の性的な面に執拗に関わってくる。 普通ならそんな女子小学生、そんな妹なんて 漫画の中だけに存在する生き物か、 精神に異常のある人か、どちらかだ。 どちらにしろ、普通なら漫画であろうとなかろうと そんな女の子からは気味が悪い感じを受けると思う。 パラノイア的な狂気というか。 この漫画が、そう感じさせるストーリーだったならば、 花七ちゃんの笑顔は読者にはホラーにしか 感じれられなくなっていっただろう。 だが、この漫画の中の花七ちゃんは、 読んでいるとだんだんに「優しい子なんだなあ」 と感じてくるようになっていった。 花七ちゃんの優しさとはブラコンだったりロリコンが 好む優しさではなく、現実の小学生にはありえない、 いい意味で漫画ならではの大人びた優しさだった。 それはそれで漫画でなければありえないのだろうけれど。 でも間違いなく花七ちゃんは優しい子だった。 話が終盤になるに伴い、花七ちゃんの笑顔からは 普通の兄妹愛としての優しさ「も」感じるようになる。 だが間違いなく色魔でもあるのだよなあ(笑)。
花七ちゃん(小学6年生)は、優しい色魔だ。
かわいい悪魔、なんてものではなく。
本当に優し...
ふしぎの国のバード

外国人視点の開国後日本

ふしぎの国のバード
ゆゆゆ
ゆゆゆ
原作となるイザベラ・バードの本は読んだことがある。 でもこれほど情景豊かに想像はできなかったし、イザベラ・バード視点のみなので、やはり周辺情報が客観的に描かれる漫画はやはり違う。 絵があると、それがすべて本当のように引っ張られてしまうのが弱点と何かで読んだ。 でも、自分だけの想像力では描ききれない、田舎の恐ろしいほどのノミやその他虫、そして不衛生さ。 それらが日常の様子として描かれ続けているので、漫画とはすごいものだなと思い知らされた。 そもそも、バード女史、よく行ったな。肉もないのに。 また、環境だけでなく、懐からボトルに入れた筆を取り出し記録をしたためる鶴吉の一連の仕草。 大人になったことを誇りに思う女の子の表情。 細やかな当時の人々の日常が、ドラマの何気ないワンシーンのように描かれていて、今は消え失せた文化を知らされる。 ちなみに、ヨーロッパより難儀な雑草が多い日本で、バード女史が農民が勤勉に働き雑草を刈るから「雑草がない」と表現したコマに、フフとなった。 有名な場面ですね。 キリスト教的な倫理観が根付いている現代の我々が、当時の日本へ気軽にトリップできる、すてきな漫画です。
さけはからくちさかなはしもねた
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