優しい宮田が放っておいたら猿に殺されるであろう氷室の合流をきつく拒んでたの
日頃の自分へのパワハラより
会社のお金横領&殺人より(でもこれが本人の告白によって確定した時宮田早乙女林は小屋にいなかったから知ってるのかわからないけど)
衛星電話壊して救助を台無しにしたことより
二度も氷室を助けようとしてくれた早乙女を二度も陥れて
その度に早乙女がとんでもなくひどい目に遭わされたことが一番の理由な気がする
早乙女も宮田が特に自分のために怒ってくれてるのはわかってただろうから話し合いの末氷室同行が決まった時
遠慮がちに「宮田…」って(そういう条件だったらいいか?みたいに)声かけてたんだと思う

中学時代の宮田大人しそうだったし、優しくて臆病な性格だから喧嘩とか今までしたことがなさそう。
そんな宮田が早乙女を救出するために「殴りますよ」って脅しをかけたり、早乙女に酷い仕打ちをした安斉が許せなくて決別したりしてんだよね。
氷室に対してもそういう怒りはあったと思う。
早乙女の氷室ですら見捨てられない優しさは立派だとは思うんだけど、結果的には「猿の遣い」だった氷室を招きいれちゃって最悪の事態になったし、どうにもモヤるんだよなー。
死刑廃止とか、凶悪犯の人権を守ろうとするご立派な活動家に対する感情に近いのかも。
氷室同行の場面でも「いや危険だろ追い返せよ」って思った。

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百万畳ラビリンス

2013年、多くの人の"想像"が拡がった頃

百万畳ラビリンス
さいろく
さいろく
連載開始からもう11年も経ったんだなーと驚いたりショックだったりもするけれど、思い返すと10年代前半は漫画もアニメも「なろう」の波に押し流されないように必死だった時期でもあったと思う。 なんでか、なろう系に限らずだけどオタク文化は未だギリギリ悪いものとして扱われがちだった時代な気がする。ラノベも一部インフルエンサーにTwitterで酷評され続けていたり。多様性を受け入れられていない社会だったんだきっと。 今思えば慣れたよね、受け入れられないのカッコ悪いみたいな空気ができて。でもって今はまた本流に戻そうとしていたりする風潮も一部ようだけど、それはずっと一部なのだろう。 脱線しまくったけど、2013年に連載が始まったこのJDが迷宮に迷い込んでなんとかしていくマンガ「百万畳ラビリンス」はそこそこ異彩を放つ存在だった。 ファンタジー要素ナシで(異世界じゃない)、流行ってた俺つえーでもなくて。 かつ絵が上手い。 登場人物が可愛い(人外も含む)。 ゲーム大好きデバッガー(自分の世代だとその頃デバッガーバイトでやってたやつが珍しくなかった)な女子大生が主人公。 なにより、話がショートショートっぽくてとてもいい具合にキュッとまとまっていて、かつ壮大だったので当時一度読んだだけだったけどお気に入りだった。 #2巻で完結したマンガ としてマンバでまとめられているところで超久しぶりに出会えてすごく嬉しかったので改めて電子購入。
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