漫画しか読んでないんだけどそんなに映画いいのかな。にコメントする

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名無し
1年以上前
こんにちは。 自分は、映画から漫画を読んだクチですが ぜひ映画をご覧になられた方がいいと強く強くおすすめします。 理由を簡単に挙げます。 ・動くということ、声がつくということ、音がつくということ 当たり前なことですが、どれも映画でしか表現しえない要素ですし その要素が極限まで磨かれていたので、最高に良かったです。 個人的には音関連、特に効果音が素晴らしく、 映画館でしか体験できないと思いました。 ・考証表現の的確さ 漫画版では描かれきれていない要素(例:被爆前の広島市街)が 可能な限り克明に、かつ正確に表現されつくされています。 また、漫画版では登場しない要素が加えられているのですが そのどれもが違和感がないどころか、正確な考証のもとに成されています。 ・漫画へのリスペクトの深さ ご存知かもしれませんが、とあるキャラ関連のエピソードが 尺の関係でやむなくカットされています。 カットされていますが「無かったことに」していません。 つまり原作を否定しているわけではないんですね。 原作へのリスペクトをしつつ、映画作品としての作家性を両立した作品 という意味で、新しいやり方だと思うし、原作をご存知の人も ないがしろにしているわけではない、と思います。 という訳で、ぜひご覧になられたほうがいいと思います。
魔女の花屋さん
心華やぐフラワーファンタジー #1巻応援
魔女の花屋さん
兎来栄寿
兎来栄寿
『ハナヤマタ』や『おちこぼれフルーツタルト』の浜弓場双さん最新作ということで、まず間違いないでしょうと思いながら読み始めて、期待通りに面白かった作品です。 15歳になった少女アリー=エイベルが、魔女になる夢を叶えるため大都市であるキャリッジ街の魔法学校グランモールにやってきたものの魔法は時代遅れでただの花嫁学校になってしまっており、街外れの丘の上に住む「花の魔女」ヨシノ=ヨークに弟子入り志願するところから物語が花開いていきます。 第1話「サクラ」 第2話「ミモザ 」 第3話「カルミア」 第4,5話「バラ」 と、世界設定はファンタジーですが登場する花や花言葉は現実を踏襲しています。ヨシノという名前もサクラから。吉野山が故郷の身としては嬉しくなってしまいます。 元々の高い画力が映えるキャラクターはもちろん、ファンタジー世界の彩りという点では非常に大事である背景も精緻に描写されており読んでいる間はこの世界に浸れます。私は、こういう描き込みが細かいファンタジーが大好物です。 特に、サブタイトルにもなっている花が描かれる各話のクライマックス部分の作画は気合いが入っていて思わず嘆息してしまいます。気が早いですが、たくさんの実在の花を扱っているのでアニメでフルカラーになって動きもついたら非常に映えそうです。 見習いシスターのオリビア=オークスやジョルダン家当主でホテルオーナーのジャネット=ジョルダンなど、魅力的なサブキャラクターも続々と登場しながら展開するストーリーの良さも美点です。 『ハナヤマタ』などのころから秀でていた、心の琴線に触れながら読むと元気をもらえるハートフルな内容は本作でも健在です。そこに、花や花言葉という要素が重なって非常に良い読み味となっています。 各要素のレベルの高さは流石という他ありません。長く続いていくことを祈りたい、素敵な作品です。
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