ネタバレ

勘違いしないように生きるのは大事だが、あれもこれも勘違いと決めつけて生きるのはよくない。
たまには調子に乗ってみたり、目の前の人をしっかり見つめてみたり、一時の熱に浮かされてみたりしたほうがいい。
なんてことを言いたくもなってしまうよ、松浦君。

上っ面だけで当たり障りなく生きている松浦君。言ってしまえば中身はやれやれ系の拗らせ陰キャ。
そんな彼に声をかけてきたあざと美少女・厳木さん。
清純そうなツインテールも無防備な振る舞いもさりげないボディタッチも意味深な眼差しも、全部全部全部計算されつくしたものなんだろ?俺にはそんなの通用しないぞ!!
ってそんなわけないよね、好きになっちゃうよね。

厳木さんみたいな女の子になら騙されてもいいやと思うけど、最後の最後まで厳木さんはかわいい素敵な女の子なんだよな……。
つまりは自分の思い込みではなく、目の前にいる相手をしっかり見つめるのが絶対に大事ということ。
全国の松浦よ、青春を逃すなよ!!絶対にだ!!

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悪い書道部員

悪い書道部員

箱入り娘兼圧倒的優等生、屋久島しずく。17歳。異性や俗物とは関わらず、勉学にのみ励んできた彼女は着々と教養を身に着ける一方で、どこか抑圧を感じていた。そんな時出会った、“身体に文字を描くフェチ“のオタク書道部員・牧原。鬱屈していた彼女の心の扉は今、悪い書道部員によって開かれる…!!
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