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用務員さんがちゃんと話を聞いてくれて、子どもと侮らずに対等に話をしてくれるところ。
それから用務員さんがにこやかな女性であること。
高校生、大人と子供の間にいる、思春期の生徒たちの悩みをベースにしたストーリーという中で、この2つが「スクールバック」をよりおもしろくしているのかな、と思った。
用務員さんの独特な個性も良いし、悩みとして挙げられている内容も良いし、悩みの解決方法も未来があって、ホッとする。
おもしろいけど何がおもしろいのかわからなかったのだけど、第三話の「青春フィルター」を読んで、そう思った。
私の通う学校には用務員さんと言われる人はいなかったと思う。
かわりに教頭先生がゴミ焼却炉の番をしていたり、お花を整えたりしていた。
考えたら、教頭先生もみんなに話しかけられる人だったと思う。