こいつにボーボボ読ませたらどうなるのか実験したい
猫と竜と人間とやたら強い熊がいる世界の日常
猫と竜 佐々木泉 アマラ 大熊まい
猫、猫、猫!
猫がいっぱい。
しかもしっぽで魔法を使う。
ケットシーというらしい。
なにかが始まるような、始まらないような。
毎日のちょっとしたことで、未来は変わっていく感じ。
魔王を倒しに向かう勇者たちではなく、そういう世界に住む竜と猫の話。
ファンタジー世界の日常系というんだろうか。
登場する人たち、みんな猫ラブなかんじがする。
面白くなかった。
何の苦労もない、引きこもりの様なお話。世界は複雑であり、問題が山積みのはずなのに。
努力の大切さを教えるだとかいう、教育的なメッセージ性もなく、恵まれてなんの問題もありません、ほのぼのですっていうストーリーに何か意味があるのだろうか。
日本は平和だからこのような平和ボケの様なお話が人気が出るのだろうか?人生疲れている人がこれをみて癒しを感じるだろうか?これを見ていいとか言う人は、特に子供の場合は将来が心配になる。