ファネット・ゴベール関連作品(ゴルゴ本編、スピンオフなど)雑談スレにコメントする

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名無し
1年以上前
結論として今までのゴルゴのルーツの話と同じく真相は明らかにならないと思います。 第562話Gの遺伝子にて NSAの遺伝子分析でゴルゴとファネットの遺伝子が100%一致したことにも触れています。 (親子なら通常50%。ゴルゴの遺伝子サンプルが少なく偶然数値が偏ったとも時間を掛けて分析すれば正確な結果が出るだろうともしている。) そしてゴルゴは過去の輸血でファネットにゴルゴの幹細胞が定着したためであること、 最近の遺伝子分析は正確すぎて逆に誤った結果が出たと説得しましたが、 ファネットの養父(医者)の解説では輸血で幹細胞が定着するのは極めてまれであるとも説明されています。 過去にゴルゴとファネットの実母スザナが肉体関係にあったこと、 たまたま都合よくゴルゴが現れてファネットの実母スザナとファネットを殺し屋たちから守ったこと、 重傷を負ったファネットの手術にゴルゴが付き添って輸血したこと、 ゴルゴが実母スザナのヴァイオリンを直してファネットに渡したことetc 読者に様々な解釈ができるように意図的にミスリードを張ったり曖昧にしていますね。 でもその後の話(第587話ゴルゴダの少女や第619話超絶技巧ツィガーヌ、そしてスピンオフ)でゴルゴがファネットを消すどころか何回も助けていることも不自然ですし、 結局何より一番怪しいのはファネットの数々の驚異的な能力ですね。
INOZ -55歳から歩いて作る日本地図-

伊能忠敬と高橋至時 #1巻応援

INOZ -55歳から歩いて作る日本地図- こやす珠世
兎来栄寿
兎来栄寿
小学生のころ好きな歴史上の人物をひとり選んでレポートを書くという授業があり、織田信長や徳川家康などに人気が集中する中で私が選んだのは伊能忠敬でした。 55歳から自分の脚で日本全土を歩いて測量し、当時としては途轍もない高品質な地図を完成させたというなかなか真似できない偉業に、私は惚れ込んでいました。そのころにこのマンガがあったら、絶対に喜び勇んで読んでいただろうなと思います。『猛き黄金の国 伊能忠敬』や『大河への道』など、近年伊能忠敬への注目度が高いのは嬉しいです。 『病室で念仏を唱えないでください』や『HANAGATA』のこやす珠世さんが描く本作は、齢50を目前に控えた忠敬が家業や村の仕事を引退してずっと学びたかった暦学の道へ進もうというところから始まります。 そんな忠敬の下にやってくるのが、素性の知れない、しかし忠敬を驚かす鳥瞰画を描く才能を持った青年の空。人情に厚い忠敬は、彼と共に第二の人生の幕を開いていきます。 言うまでもなく、江戸時代は今よりも平均寿命が短いです。そんな中で50歳から新しい物事を本格的に始めるというのは、容易いことではなかったでしょう。しかし、情熱や信念がそういったハードルを越えさせていくのもまた人間。余命が長くなって時間を持て余す人が多くなったであろう現代こそ、この忠敬の生き様がより響く時代になったと言えるかもしれません。 ときに頑迷固陋なところもありますが、根本にある伊能家の高潔な家訓によって育まれたであろう優しさや精神性、未知への探究心を全開にするところに忠敬の味わい深い人間としての魅力を感じさせてくれます。それは、私がかつて忠敬に抱いていたイメージにとても近いです。 忠敬ほどの知名度はないものの、忠敬が師事した極めて重要な人物である高橋至時(東岡)も登場。 https://x.com/darumaym/status/1729828197875826805?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA 松浦だるまさんの願いも届いた感じですね。 タイトルの「伊能図」、「大日本沿海輿地全図」を完成させた高橋景保の親にあたる人物であり、彼らの測量事業が本格化していく今後の展開がとても楽しみです。 暦学や測量の歴史を読みながら楽しく学んでいける物語です。こちらも巻数を重ねていけば実写化なども期待されますし、その意義もある作品であると思います。
愛と誠 完全版

「愛と誠」読んでみた

愛と誠 完全版
かしこ
かしこ
【1〜4巻】 子供時代、愛ちゃんが蓼科高原でスキーをしていて事故りそうになったのを誠が命懸けで助けるのですが、誠の額には大きな傷が出来てしまいました。その傷がきっかけで一家離散の憂き目に遭ったことで誠は不良になってしまいます。成長して再会した誠がグレてしまったことに責任を感じた愛ちゃんは更生させようと奮闘するのです。 あしたのジョーの矢吹丈もなかなかの不良でしたが、誠はさらに悪い奴ですね。命の恩人を信じたい愛ちゃんはボロボロになりながらも更生のチャンスを与え続けますが、誠はいつも裏切るし愛ちゃんの家柄までも利用しようとするんですよね。でもその「ここまでやるのか…!」の衝撃がいつも癖になるのでページをめくる手が止まりません。愛ちゃんがどんな仕打ちにあってもへこたれない芯の強さと変わらない可愛さを両立させているところに梶原一騎とながやす巧のマリアージュを感じました。 とはいえ完全版だとまだ4巻までしか出ていないので、まだまだ語り切ることが出来ません。7月から旧尾崎テオドラ邸で行われる原画展に合わせて読み始めたのに会期中までに全巻刊行されるんだろうか…。そして4巻までだと真の主役は岩清水なんじゃないかと思うくらい存在感がすごいけど、彼はこの先も活躍してくれるのか?!
Gの遺伝子少女ファネット
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