この漫画のラストは最高だな、と思っていた。
なので昨年からの現実での築地移転問題は
悪い意味でとても感慨深い。
この漫画のラストは最高だな、と思っていた。
なので昨年からの現実での築地移転問題は
悪い意味でとても感慨深い。
とりで寿司さんのネギトロバラチラシの話が好き。
がんばれ取手さん、という気持ちになる。
築地市場を舞台に魚と人情を絡めた
アットホームな良い話が多い。
それだけに、映画化が大ゴケしたのがもったいない。
アノ映画は色々と詰め込みすぎた。
もっとシンプルに、TVドラマ化とかで
一話づつじっくり映像化すれば
世間にももっと評価されることになった漫画だと思うのだが。
この漫画が連載開始された頃に見て、
はしもと先生、今までより一層丁寧に描きこんでいるなあと思った。
多分、それなりの思い、意気込みをこめて描いたのではないだろうか。
長期連載になったし、長いこと楽しませてもらって嬉しかった。
この漫画を読んで、いつか食べてみたい魚が凄く増えた。
雑誌連載時か、単行本か忘れたけど、一緒に書いてあった、魚河岸コラムも面白い
コラムの作者が有名な声優だったような覚えがある
コラムの作者が有名な声優だったような覚えがある
平野文さんかな。
漫画の料理アドバイザーの小川氏の奥様。
コミックス巻末の料理教室漫画に夫婦で登場していた。
この漫画、人情がからむエピソードも多くて
そこも好きなんだけれども、
マサさんが自腹を切ってポリシーを貫く話は納得行かない。
あれは商売人がやることではない。
結果的には「損して得とれ」にはなったのだろうけれど、
むしろマサ自身がソレを狙ってやっていないのは
人情としてはともかく商売人としてはマズイと思う。
一方、マサとエリが能登に一足早く新婚旅行に
行った話は凄く好きだ。
出来すぎな展開もあるが、泣ける。