マンバでは昨年「1日1冊!無料マンガを読んで語ろう『読書マラソン2022冬』」という企画が実施されていたのですが


今年は、クリスマス企画とのことで、1日1タイトルの無料漫画を紹介しているようです

ということで、紹介されている漫画を毎日読んで感想を書いていこうと思います

>表紙がオシャレなのでオシャレ漫画かと思った


雑誌でずっと読んでるからこんな勘違いをされるとは。言われてみるとたしかに表紙サギかもしれないw

>今のところ全作品が「知ってるけど読んだことがない」

自分もこれです(笑)こういう機会があると読もうとなりますね

12月8日分は「明日のエサ キミだから

DMC」の一発屋かと思われた若杉公徳先生ですが(実際「アマレスけんちゃん」は酷かった)、「KAPPEI 」は良かったですし、「みんな! エスパーだよ」ではシリアス展開も描けるということも示してくれました
本作はシリアス方向の作品ですね

刹那的な生き残りサバイバルパニック!
毎日一人ずつ死んでいくデスゲームもので、どう考えても絶望しか無いのですが、若杉先生の作風なのか、どこかにコメディタッチが残っていて読みやすいという、不思議な作品に仕上がっています
2巻まで無料で読んだのですが、2巻までは学校が舞台だったものが、3巻からは舞台が変わるようで、どう展開していくのか非常に楽しみです
というかヤンマガ読んでるのに本作は読み落としてました。読みます!

12月9日分

12月10日分

12月10日分は「死亡フラグに気をつけろ!

知らない作品だあと思ったら、何とチャンピオン作品でした(ただし月チャン)。恥ずかしい…チャンピオン好きを公言しておきながらこのザマ…!

内容はタイトルどおり、映画でよくある死亡フラグを紹介していくマンガです
…「でろでろ」の第1話と丸カブリしてますね

でろでろ。妖怪と耳雄のオモシロコワい日常生活、クセになるホラーギャグ漫画!!

だけど内容はみごとにチャンピオン読者向けにチューニングしています
何しろ主人公はヤンキー女子と黒髪メガネ女子の組み合わせ(ともに巨乳)で、
短ページギャグで、
しかも本編より面白い充実コラム!
これはチャンピオン読者には響きますね!
絵柄もチャンピオンっぽい…というか、根本尚とか、ヌマジュンとか、あのへんの感じに近いです

チャンピオン読者と、B級映画好きにオススメです

12月11日分

12月11日分は「SANDA」。

板垣巴留先生はケモノ漫画しか描かないのかと思ってたんですが、本作は普通に人間世界を描く漫画。
ただし近未来設定です。

「Beastars」ではケモノを通して人間世界を描いたぱる先生が、今度は近未来を通じて現代社会を描こうとしているわけですね。
とはいえ小難しい話ではなく、普通にエンタメとして楽しい作品です。

…などと描いてますが、私自身、1巻だけ読んで放置していた作品でした。正直、ぱる先生の描く人間キャラに、当初は違和感ありまして…。
改めて読んだら面白かったです。続き読みます!

12月12日分

12月12日分は「泥濘の食卓

知らない作品だぁ表紙の女の子カワイイなぁとか思って中身を読んだらとんでもない作品でした
何でしょうね…主人公が賽の河原の石を一生懸命積み続けるのを延々を眺めているような、そんな気持になりました

ストーリーとしては、不倫カップルとその家族の話なんですが、登場人物のほとんどが、心が病気だったり、人格や倫理観がぶっ壊れており、タイトルどおり、ぬかるみ(泥濘)具合が非常に強く、ドロドロ感と狂気が凄まじい作品でした
まぁ…私は好きです!あべとも先生とか、浄土るる先生が好きな人はこれも好きなのでは

12月13日分

12月14日分

マンバさんが投稿に失敗したのをいいことに今日は感想お休みです

12月14日分は「星降る王国のニナ

1巻だけを読んだ時点での感想は、舞台は中世風ファンタジーだけどやってることは普通に少女漫画の恋愛モノで、ちょっとどうなのかな…でした

だけど2巻になると急に面白くなります!
舞台が一気に広がり、邪悪な存在も登場し、主人公が覚悟を決めて自分の意思で動き始めることで、壮大な物語が始動します
ということで初めて読む人は必ず2巻までは読むこと推奨!です

12月15日分

12月15日分は「ヒマチの嬢王

マンガワンにあることは知ってたんだけど、全然読んでなかった作品です
とりあえず無料分の5巻まで読了

キャバクラものではあるんですが、鳥取が舞台というのが特徴的
とにかく読んでて楽しい!
こういう夜のお店系の漫画って、煌びやかな業界の裏を描くみたいなイメージがありますが、この作品は基本的には明るく元気な痛快キャバクラもので読みやすいです(過去編除く)
田舎モノなので、地元盛り上げとかそういう話があるのも楽しいし、鳥取に行ってみたくもなります

最近完結したようで、近いうちにマンガワンの赤ライフだと読めなくなるでしょうから、今のうちにガッチリ読みます!

12月16日分

12月17日分は「日本三國

近未来の話でありながら、核戦争により荒廃し、3つの国に分かれて争いを繰り広げている日本が舞台。この特殊設定がたまらないですよね!
オカルト界隈には有名な「ジョン・タイターの地図」っていうのがあって、これを彷彿とさせるところもいい

ストーリーも、戦国の世を成り上がっていく若者を描く立身出世モノで、読んでいるとワクワクしますし、設定も壮大です
あと主人公が軍師キャラというのもいいですよね。戦争モノは、軍師キャラがいると大いに盛り上がります
みんな大好きヤン・ウェンリー!

12月18日分

役に立つ感想。編集の人も2巻まで読んでほしいから2巻までセールにしてるんかな?読んでみよう

12月18日分は「酒と恋には酔って然るべき

三十代日本酒好き女子が、家で日本酒を飲んでつまみを食べて人生を楽しむ話
…なんだけど、タイトルのとおり恋の話でもあり、年下のカワイイ男の子とか出てきたりします。そのへんは少女漫画的なんですよね
最初に読んだときは、日本酒好き女子と、少女漫画的な恋愛って、なんだか食い合わせ悪いような…と思ったんですが、もしかして逆なのかもしれないと気づきました
つまり、この漫画は基本的には恋愛系の少女漫画であり、そこにスパイスとして日本酒が加えられているのでは…と
そう考えると何となくしっくりきます。不思議な漫画です

12月19日分

12月19日分は「週末キッチン

男三人ルームシェア、何も起きないはずもなく…

…と思ったら本当に何も起きない!!
というマンガです。ゆるゆる日常系漫画…というかいわゆる萌え漫画の主人公を男に置き換えたような雰囲気というか。のんびり読めます

なお個人的にはあまりリアルでは無いと感じます
男三人でこんなに和気あいあいとルームシェアできるわけが無い!私の知ってる人は男三人ルームシェアであっという間に大喧嘩してルームシェア解消してましたよ!
…ただ、そう感じるのは、もしかすると、私が長年非モテコミュニティで過ごしてきた人間だからであって、いわゆるリア充の皆さんはこんな日常過ごしてるんでしょうか…?
うーん爆発しろ!

12月20日分

12月20日分は「レッドブルー

総合格闘技モノなんですが、とにかく主人公のキャラが最高です
暗くて歪んでてしかも卑屈!
とはいえ、別に悪いことをするわけでもなくて、ただそういう性格だというだけなので、どことなく可愛げがあり、なんなら共感できます
陽キャに構われると…困りますよね…いろいろと…
ということで応援しようと思います。この先もずっと暗くて歪んで卑屈な主人公でいてほしい

12月21日分

12月22日分

12月22日分は「ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―

まさかの法獣医学漫画という超ニッチ題材!
…と思ったら普通に生きてる動物を治療する話もありました。まぁその方が読みやすいですね

やっぱりねえ、動物が死ぬ話は悲しいから良くないです。特に!猫が死ぬ話は切なくなるから良くないと思いますよ!!(でもすごく良かったです)

12月23日分
そろそろ終わりますね

12月23日分は「書店員 波山個間子

書店の「ブックアドバイザー」が主人公の漫画
日本語でいうと「書籍相談員」。実際にそういう仕事があるそうです

書店向けFax DM・FAX送信の日本著者販促センターによる、『ブックアドバイザーとは』ページです。


作中では色々な作品が紹介されます

ところで「黒と誠」がとても良かったので、最近、北上次郎(目黒考二)の「勝手に! 文庫解説」という本に手を出しました
これは、依頼も来ないのに勝手に!文庫の解説を書いて、それを本にまとめてみたというとんでもないコンセプトの本なのですが、その解説そのものが抜群に面白いのです

普通の文庫解説は、それがどんな作品なのかとか、作者はどんな作品を書いてきたのかとか、そういう部分に力点が置かれることが多いように思うのですが、北上次郎の書評は、それだけに留まらず、その作品と自分の関わりあいとか、関係性を書くことが多いようです
たとえば「この作品は発刊直後は読んでなかったんだけど、その理由のひとつはこの作品がとある新人賞の受賞作だから。その新人賞の第一回受賞作はすごくつまらなかったのでこの作品も読んでなかったんだけど、機会があって読んでみたらものすごく面白かったので発刊直後に読んでなかったことは猛省してる」みたいな話を延々と書くんですが、これがまぁ面白いんですよね
そこには物語があり、生の感情があり、書評それのみで読み物として充分に成り立っています

つまり、作品そのものはもちろん物語ではあるのですが、その作品との関わりあいの中で生まれる読み手側の物語というのも存在して、それもまた面白いのです
ド嬢なんかもその類ですね。山月記の話とか最高です

点数をつけるかどうかはともかく、もっと素直に面白かった!私的にはこういうところきになったっていうのが素直に言えるといいなと思う。「not for meなやつは黙れ」みたいな風潮、個人的には好きだけ..


ちょっと前にバズった、本を読まない人が走れメロスを読む記事なんかもこれにあたるかと思います

ということで「書店員 波山個間子」の話に戻ります
本作は、先程書いたように、いろいろな作品を紹介する漫画でもあるのですが、同時に、主人公と本の関わりあいを描く作品でもあります
特に、主人公はヘッセを読んだことが無いという話から始まる一連のエピソードは、若々しく、痛々しく、でもどこか共感できてしまう素敵なエピソードであり、大変オススメです

しかも今はセール中で、1巻は0円、2巻は11円です!安すぎる!今買うしかないですよ!!

12月23日分は「書店員 波山個間子」

書店の「ブックアドバイザー」が主人公の漫画
日...

12月24日分

12月24日分は「ニワトリ・ファイター

最終日にコレがくるのか…

怪作「T-DRAGON」を生み出した桜谷シュウ先生の、これまた怪作です

何しろニワトリが主人公です
人間がニワトリに転生したとか、魔法の力で強くなったニワトリとか、ニワトリが進化した姿とかではなくて、現代日本が舞台で、本当にマジでただのニワトリが主人公です
しかも滅茶苦茶強い
「鬼獣」とかいう巨大なバケモノをガンガン倒します
ニワトリはそんなに強くないだろ!!

なお必殺技の鴣鴂鶻鵁(コケコッコー)は、正直、はとビームにしか見えないです

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、アドベントカレンダーにあわせて自由広場で感想を書いたら、きっと何人か一緒に感想を書いてくれるのでは?と思ったのが始まりでした
結局私一人で走りきってしまったのですが←
途中でやめるわけにも行かないので毎日頑張って感想を書いてみた所存ですw
以下、とよねこさんのみんなへのメッセジをどぞ

とよねこ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっとチャンピオン読者なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

とよねこ「いやーありがと!
ミワさんのかわいさは二十分に伝わったかな?」

とよねこ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと泥濘がすごいわね・・・」

とよねこ「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ち(リア充爆発しろ)は本当だよ!」

とよねこ「トサカにくるぜ!!」

では、

とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、ボーボボ「皆さんありがとうございました!」

とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ「って、なんでボーボボが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に(このイベントは)終わり

改めてメリークリスマス

完走おつかれさまでした!!参加はできなかったのですが、毎日楽しく拝見してました!!もしまたチャンスがあれば、そのときはわたしも参加します!!

締めが完璧すぎるwww
本当にお疲れ様でした

【電子版】月刊コミックビーム

【電子版】月刊コミックビーム

●巻頭カラーは池田エライザらの特別トークを掲載! 【ルームロンダリング】/漫画:羽生生純 原案:片桐健滋・梅本竜矢●5月の爽風にのせて伊豆からおくるロハスな読切。特別読切/桜玉吉●待望の連載再開で二郎とみふゆの恋に新展開……!? 【目玉焼きの黄身 いつつぶす?】/おおひなたごう●鬼才の新作読切は「橋」が繋ぐ男女のランデブー。 【橋の内臓】/加藤伸吉★大好評連載中!!!・新井英樹【KISS 狂人、空を飛ぶ】・イシデ電【猫恋人】・伊図透【銃座のウルナ】・市川ラク【わたし今、トルコです。】・いましろたかし【新釣れんボーイ】・上野顕太郎【夜は千の眼を持つ】・オカヤイヅミ【ものするひと】・おくやまゆか【むかしこっぷり】・conix【青高チア部はかわいくない!】・田辺剛【時を超える影】・中野シズカ【In the Garden】・原百合子【繭、纏う】・三家本礼【アイアン・ゴーストの少女】・三宅乱丈【イムリ】・森泉岳土【セリー】★デジタル雑誌『コミックビーム100』から特別掲載!!・宮崎夏次系【培養肉くん】※本書は『月刊コミックビーム2018年6月号』を電子配信用に再構築したものです。電子化に伴い、一部掲載していないページがございます。ご了承くださいませ。
試し読み
T-DRAGON

T-DRAGON

ミクロの世界で、人類に待ち受ける“絶望”――!! 突如、発生した謎の感染症は、致死率99%という絶望的な数字を持って、日本全土にに広まった。高校生の光太郎は、感染した弟のユウを救うべく、、感染症の原因であるウイルスを地球に持ち込み、また、唯一その抗体を持つとされる、体長5ミリの地球外生命体“T-DRAGON”を捕獲するべく、ミクロの世界へと足を踏み入れるのだった!! 1.8センチの体となった光太郎を待ち受ける、1/100の世界の“絶望”とは!? ミクロ・SFアクション、ここに開幕――!!
ニワトリ・ファイター

ニワトリ・ファイター

「超絶トサカにきたぜ!!!」突如、日本に現れた“鬼獣(きじゅう)”と呼ばれる謎の巨大生物。破壊される街、逃げまどう人々の中、鬼獣に立ち向かっていったのは一羽のニワトリだった!!何百倍もの大きさを誇る鬼獣と対峙し、ニワトリは!?WEB連載開始と同時に、世界中で大反響を呼んだ前代未聞のオンドリ・バトル・アクション、待望の第一巻!!!!これは一羽のニワトリが世界を救う物語であるーー。
走れメロス

走れメロス

短編小説『走れメロス』は昭和15(1940)年、太宰治が31歳の時に発表した作品です。太宰はユーモアに富んだものからダークなものまでさまざまな作品を生み出しましたが、中でも『走れメロス』は愛と友情を描いた清々しい物語です。羊飼いの青年メロスは、妹の婚礼が近づいたため町まで花嫁衣装を買いに行きました。その際、町の人から「王様が人間不信に陥り、人々を虐殺している」という話を聞きます。正義感の強いメロスは、王を暗殺しようと決意。城に侵入しますが捕まり、死刑を宣告されました。しかしメロスは、処刑される前に妹に結婚式を挙げさせたいと懇願し、3日間の猶予をもらいます。その間の人質は、メロスの親友です。メロスは3日後の日没までに必ず帰ってくると友に約束し、一睡もせずひたすら駆けていきました。
山月記

山月記

現代文の教科書にも使われる名作をデジタルコミカライズ!33歳で夭折した天才作家・中島敦。デビュー作であり、代表作の一つである「山月記」は、時を経た今もその輝きは失われていない。現代文の教科書にも使用されたこともあるため、誰もが一度は触れたことのある作品だ。その名作を、ブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏がコミカライズ。原稿を描き上げて約10年あたため続けてきた珠玉の作品。満を持してボーンデジタルコミックとしてリリース。二階堂流に描かれる『山月記』は一見の価値あり。
バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。

読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ!本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグがここに誕生!!
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