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#完結応援
#完結応援
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親友っていいね #1巻応援 #完結応援
ミス&ミセス 阿部川キネコ
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ゆゆゆ
売れっ子イラストレーターのミコ(独身)と、子持ち主婦のキコ(既婚)。 あらすじは、二人を対立させるかのような文面になっているけど、本編はそんなこともなく。 片方が売れっ子になっても、結婚しても、子供が生まれても、近場に住む親友を頼りに、そして仲良くしている。 相手を羨むことはあれど、それに伴う苦労もわかっているので、ジェラシーのあまりナントカという展開もない。 こういう漫画でありがちな、大喧嘩して仲違いして、仲直りして大団円、みたいな展開もない。 ふたりとも大人なので毎日が忙しく、一緒にあれこれ他愛もなく話していたらタイムリミット。 逆にリアルだ。 読んでいて、親友が近くに住んでいたらなと思ってしまった。 ちなみに、ミコはキコとは違う方向で、とても強かでヨイ性格をしている。
『バイオレンス・ファミリー』の作者の最新作!托卵妻「カコオパス」を巡る泥沼劇漫画 #完結応援
【連載版】托卵妻とサレ夫【タテヨミ】 森脇葵
名無し
※17話まで読了。 『バイオレンス・ファミリー ママ友はDV一家』の作者・森脇葵の最新作がLINEマンガで連載していることを知ったのを機に読み始めました…その前作とは違うベクトルの闇深の要素を取り入れた泥沼劇が描写されています。 主人公の義人が、托卵妻となった女さんである「栞子(かこ)」の不倫を知った後、修羅場に踏み込むようになることは想像に難しくないので、この先の展開を見るのが怖くなりますが、気になって見てしまいます…そういうところが『サレタガワのブルー』と同じですよね。 ちなみに、私は栞子を「アイコパスと互角以上の悪女」だと認識していることもあり、『サレタガワのブルー』のアンチヒロインの女さんであるアイコパスと、ソシオパス(=社会病質者)に因んで、栞子のことを「カコオパス」と呼んでいます。
初々しすぎて悶える恋 #完結応援
青春は変態 山本中学
兎来栄寿
2021年から連載していた山本中学さんのラブコメが先日完結し、本日完結巻発売となりました。 杉村くんと檜さん。両片思いのふたりのあまりにも初々しくたどたどしいやり取りや、その日好きな人の前で取った言動を反芻してベッドの上で煩悶し奇声を上げてしまう姿に、読んでいる方も身悶えせずにはいられません。人を好きになるということのアンコントローラブルな喜怒哀楽や気恥ずかしさ、陶酔が詰め込まれています。ふたりとも優しいいい子なのが、また応援したくなる気持ちをブーストしてくれています。 何が良いかと言えば、山本中学さんが『繋がる個体』や『サブスク彼女』の先にこの『青春は変態』を描いてること。あれらの作品の後に、こんなピュアオブピュアな恋愛を見せられる。でも、そこは山本中学さんなので、完全に『マーガレット』テイストだけでは終わらない。「青春は変態」だから。そこも確かに紛れもなく大事な青春の要素なのです。 それこそ、2巻完結の本作ですがもし『別冊マーガレット』で連載されていたらあと10巻くらいは擦った揉んだが続いていたことでしょう。正直、このふたりに関してはそこも見たいという気持ちは否めません。じっくりじっくり気を揉ませてくれても構わないし、2巻の最後まで読んでこのふたりのその後をもっともっと読んでいたいと思うのは自然なことでしょう。 ただ、本作はその先に待ち受ける無限は読者の想像に委ねられています。それもまた一興。 1巻だけ読むと別の意味で悶えると思いますので、この機会に2冊まとめて買い、一気に読むことを推奨します。
令和のホラー漫画にふさわしい鹿賀ミツルの最新作 #完結応援
オフスプリングス 鹿賀ミツル
名無し
※ネタバレを含むクチコミです。
トリコ モノクロ版
完結
全43巻
3.58
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著者:
島袋光年
少女たちの少し不思議な日常と、世界の謎 #1巻応援 #完結応援
迷宮日和 吉富昭仁
兎来栄寿
14歳の日向、13歳の愛梨、12歳の果歩、11歳の真理。4人の少女たちと、愛梨が想いを寄せる少年・翔が中心となって繰り広げられる、地下世界の群像劇です。 物語世界に関しては最初に何か説明があるわけではなく、読み進めて行くたびに情報が小出しにされていき少しずつ全容が見えていくという構成です。 例えば、1話で解るのは ・地下の九龍城のような場所で人々が生活を営んでいること ・電気は通っていること ・立入禁止区域があること ・翔は地図を作っていること ・黒いスーツの男がやってくると家族全員どこかに連れ去られること ・カンガルーが出没すること ・建造物を生成する″野良重機″が存在すること といった感じで、最初は掴みどころがないように感じるかもしれません。 しかし、その後も ・誰も空を見たことがない ・誰も超えたことがない″東のカベ″という壁が存在する ・毎年6月の毎週月曜日〜水曜日16:10から1時間、真水の雨が降る と段々色々なことが解っていくのは、ミステリー的な面白さがあります。 また、メインのキャラクターたちによるこの世界における日常描写、とりわけ愛梨と翔のラブがコメるさまなどはそれだけで楽しいのですが、オブラートのように世界の謎を包み隠している印象もあります。この辺りは同じく吉富昭仁さん作の『地球の放課後』を感じさせますね。 玄関の靴の4者4様の揃え方で性格を暗示しているのも好きなシーンです。 読んでいるときは、早くもっとこの世界の謎の核心に近づきたいと思うのですが作中で 「世の中知らないほうが面白いことだってあるんだよ!!」 「もともと人生は″迷宮″なんだしさ」 というセリフが登場する辺り、メタ的です。 少し不思議な世界観の作品が好きな方は1巻完結で読みやすいので、試し読みから入ってみてはいかがでしょう。
「親の資格」の法制化 #1巻応援 #完結応援
星屑家族 幌山あき
兎来栄寿
『マーブルビターチョコレート』や「二番目の運命」、「マイハートドライバー」などの幌山あきさんが送る2作目の単行本です。 『マーブルビターチョコレート』のクチコミでも描きましたが、幌山(と書いて読み方は「ぽろやま」)さんの描くマンガは本当に良いです。ジャンプ+で掲載となった読切もそれぞれ内容は全然違いますが、ただ「良い」という部分だけはすべて共通しています。出版社を横断していますが、短編集なども出して欲しいですね。 さて、この『星屑家族』ですが、「親になるのが免許制」という社会を描いています。 作中でも、 「親……扶養者というのは子どもに対して 無自覚な強権を得ています」 と語られる通り、しばしばその権力をもって暴虐を振るう親が存在します。また、扶養者たる資格を持たず本人の意志もないまま実質的に扶養者となってしまうケースもあります。ひとつの命に対して責任を持つべき存在である扶養者に、資質や資格を問うべきではないのかという話はしばしば出てきます。もしそれを実現したら、という思考実験として秀逸です。 子供の姿をした「扶養審査官」が扶養者になりたい者たちをジャッジしていく様はなかなかのディストピア感ですが、実際にその判断を行う者・される者の間に生じる歪みや困難が非常に的確に描写されています。 扶養者の資格を得た人は「正しい」人とされる社会で、それを望まず審査に落として欲しいと望む男性の下での生活が営まれていきます。そこで芽生える様々な感情と振れ幅が見所です。 ネタバレせずに言えるとしたら、繰り返しになりますが幌山さんの描く作品群のこのテイストは本当に好きだなぁということです。ひとつひとつのセリフも冴えていて心の内に響くものが多くあります。 読み終えたとき、1,2巻の表紙を見比べながら改めてタイトルの意味を考え返しました。星屑、スターダスト。美しく、儚いもの。僕たちも星屑のかけらである地球から発生し、その血はいわば星屑の液体であると歌った曲もありました。簡潔にして、秀逸なタイトルです。 単行本が上下巻同時に発売となったのは、英断だと思います。上巻から1冊ずつ買うことを否定はしませんが、上下巻一気に買ってしまうことを強くお薦めします。
愛は重く、日常は面白く。 #1巻応援 #完結応援
相方が俺を好きすぎる パン崎まろやか
兎来栄寿
お笑い芸人における相方という特殊で特別な関係性もさまざまな作品で見るようになって久しいですが、少女マンガで好き合う者同士の物語が時代を越えてさまざまなシチュエーションや設定の下に無数に存在することを考えれば、コンビ芸人の物語も無数にあって然るべきでしょう。 本作は、ちょっと特殊ないきさつでコンビを結成することになったふたりの芸人としての日常を描いた微BLストーリー4コマです。 常在戦場、日常生活からボケとツッコミが溢れていてシンプルに笑えます。最初こそやや強引ですが、それが段々馴染んできた後に出てくる味は非常に良いです。カリカチュアライズされている部分はありますが、芯はしっかり捉えている印象です。BL要素もおつまみ程度で、ギャグ要素の方が強いので普段BLを読まない男性でも楽しく読めることでしょう。 徐々に進行していくM-1がモデルになっているであろう大型大会であったり、割と強火の推しであることを自覚していないもののギャルファンとの絡みにイラっとする自分を見付け承認欲求の暴走に悩む女性ファン視点のお話もあったりと、多角的に現代の芸人像が描かれます。昨年のM-1覇者であるウエストランドを髣髴とさせるような、SNSで漫才のネタを批評する人たちを扱ったネタも。 「寝起き即プリンセス芸できんの何?」 「″神″を図形ツールで作んなよ」 辺りのツッコミが個人的に大好きです。 一方で、 「人生の漫才以外の部分は相方じゃない でも どんな関係になっても舞台上には二人だけだ」 というシリアス部の本質を突いたモノローグも印象的です。 同じく本日発売の『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』と併せて読むことで面白さが相乗します。本当はもっと厳しいリアルがある世界でしょうけど、劇場での楽しい夢のような時間を切り取って提示してくれるこの作品も、それはそれで尊いものです。作者のお笑いと芸人への愛を感じる作品です。 1冊完結ですが、もっともっとずっと浸っていたい空気感でした。
すべての人がインスタント殺人能力を持った世界 #完結応援
宇宙の卵 程野力丸
兎来栄寿
程野力丸さんは、読み切りの「毒で探して三千里」も尖ったセンスを感じさせてくれていました。そして、ジャンプルーキーで金賞を獲ったものをリメイクしたこの連載版『宇宙の卵』も、その独特のエッジを更に研ぎ澄まして送り出してきています。 最初の1ページから、主人公・ルイの祖父による ”世の中はな… 「事象の連続」に過ぎん” ”…遠い未来からこの世を見るとな… ”戦争”も”飢饉”も”虐殺”もただの"事象” 出来事でしかないんじゃよ” と、非常に俯瞰的かつ示唆的なセリフから始まり、ちょっと普通ではない雰囲気が溢れ出します。それは、個人的にかなり好みな雰囲気でもあります。 そして、1話目にして世界は劇的な変化を迎えてしまいます。世界人口の2割が死滅した後、「人を数秒見つめるだけで殺す能力」を世界中のあらゆる人間が持つようになってしまうのです。当然、秩序は崩壊し世界中が滅茶苦茶になるわけですが、そんな世界でルイが自責を感じながら祖父の教えを胸に、学習をして世界の事象を変えていこうとする物語です。 かなり破天荒な設定でその気になれば重箱の隅をつつくような指摘はいくらでもできそうですが、さまざまな状況に対する仮定を立てて楽しむことができる、想像力の凝らされた設定は魅力です。また、一見すると荒唐無稽な殺人が能力の行使によって行われますが、そのメカニズムを検証しながら突き詰めて真相に迫っていくところも面白いです。宇宙の卵とは一体何なのか? それによってもたらされる事象にはどのような法則があるのか? といったさまざまな謎に対して、段々核心へと迫っていくところは引きが強いです。 圧倒的な貧困に喘ぎ、差別され、迫害され、教育すらまともに受けられなかった持たざる者であるルイが、学ぶことを始めて少しずつ考える力を伸ばし成長していく姿も王道的な気持ちよさがあります。参考文献からも、実際の世界にある様態を問題意識を持ちながらリアルに描いていることが伝わってきます。ただ、強いテーマ性を込められながらもしっかりとマンガとしてのエンターテインメント性もあり、そのバランスが秀逸です。 上下巻で綺麗にまとめられているのも素晴らしいです。とりあえず上巻だけ、と買ったら続きが気になって仕方ないと思いますので、2冊同時に買ってしまうことをお薦めします。 程野力丸さんには今後も独自の路線を驀進して欲しいです。
非恋愛的同居(百合…ではない)#1巻応援 #完結応援
ふたりといっぴき、はじめました。 kame
あうしぃ@カワイイマンガ
猫一匹と暮らすイラストレーター女性が、その猫が大好きな友人と同居を始める、というエッセイ……女性同士、すわ百合!?と騒ぎたくなるのは百合好きの悪いところですが(自戒)、これは百合ではないけれどもとても良いです。 そもそも作者は「一人暮らし寂しいけれど恋愛はしんどい」というところから始まり、「寂しい時にちょっと話してくれたり側にいてくれる」相手を求めて友人に同居をもちかけます。これ、実現すれば理想的ですが、そうはいかないからみんな苦労しているやつですが、この二人は見事その理想的な関係になっていて、こんな現実があっていいの!?と驚きながら幸せな気持ちになれます。 内容としては食4:二人の関係4:猫2くらいの割合。未知の調味料に好奇心が膨らみます。 そしてべったり一緒にいなくても、相手の気配に安心したり、辛い時に話したり、同じ食を共有したりすることで、寂しがりな作者が穏やかに満たされるのを見ていると、恋愛がなくても満たされる可能性に私も救われる気がします。 恋愛じゃなくても満たされる関係……「クワロマンティック」や「ロマンシス」という在り方の可能性を、ここに感じるのは私だけでしょうか? (上下巻同時刊行だったみたいなので1巻応援と完結応援にしました)
善と悪のその先へ #完結応援 #マンバ読書会
ヒーローさんと元女幹部さん そめちめ
あうしぃ@カワイイマンガ
これは、悪の組織の女性たちの、変化の物語。 人間のネガティブな感情から生まれた彼女たちは、純粋に人間を滅ぼす意志だけの存在だったが、「個」の形をもつことで個性を獲得し、複雑な存在になる。 ヒーローの女性に惚れてしまった女幹部は、情欲に悶えながら、ヒーローの底抜けの優しさや真っ直ぐさに信頼を寄せ、変化してゆく。 下心と、精神性の両方で惹かれる……私もそんな恋をしてきた、と思い出す。 他の女幹部の二人は情を交わす中で「子供」を作り、家族の絆で主人公たちに対抗する。ここでは主人公たちの一方的な正義は崩れ、正義同士の争いが葛藤を生み出す。 彼女たちは笑い、泣き、欲望で動き、誰かを想う。その中で誰かは悪を漂白され、誰かは原理主義に染まってゆく。しかしそこには単純な「善」も「悪」もない。複雑な「個」がある。 私は最終的に誰かを憎むことができなくなる。それぞれの葛藤に、同調してしまうから。 そんな中で、悪の女幹部と情を通じたヒーロー女性は、百合を強力な推進力にして善悪の彼岸に到達する。彼女が見つける答えの大きさに、心が震える。 新しい次元の「強さ」を教えてくれる百合ヒーローものが、見事に完結した。
潔くかっこよく働いて生きる90年代の女性の姿 #完結応援
おいしい関係 槇村さとる
たか
私が槇村さとる先生を知ったがこの作品でした。「女はクリスマスケーキ」「仕事はお茶汲み」が当たり前の時代に、短大生の女の子が洋食屋を存続させるためにシェフとしての道を歩みだす物語。熱さありときめきありシリアスありのエンパワメントの塊みたいな作品です。 主人公の百恵ちゃんは90年代のヒロインらしく(というか月野うさぎっぽく)お洒落が好きでやや考えの甘い可愛らしい女の子。しかも時代柄か実家が今から考えるとすご〜く裕福で「本当に美味しいものしか食べたことがない」という。 そんな子が働きつつ恋しつつ自分の脚で立って力強く生きるようになるまでが描かれていて、長期間に渡って主人公の成長を追う朝ドラ的な魅力があります。 裕福な家庭でのびのび育てられた素直な感性と品の良さ。愛嬌があって喜怒哀楽がハッキリしてて楽天的。技術も知識もまだまだひよっこだけど、「美味しいものだけを食べさせてもらった」という両親の愛情が百恵ちゃんに繊細な味覚をもたらし、その自分が持っている強みを生かしてシェフの道を歩んでいくところが素敵。 そして恋のお相手というのが今は街の洋食屋なんかで働いているストイックな凄腕シェフ・織田。実は子供の頃レストランに置き去りにされたという悲劇を背負っていて、「美形・硬派・悲劇」と女子が好きになる要素しかないすごい男。 ストーリーもさることながら、とにかくコマ割りが素晴らしくて繊細かつ立体的な紙面構成が美しく初めて読んだ時は圧倒されました…! 百恵ちゃんの服装も時代を反映したファッションでものすごくかわいい!! 紙で大事に持ってる作品の1つで元気が欲しいときに読んでます。 同じく槇村先生のReal Clothesは今度は2000年代を生きる働く女性のお話でこちらも大好き。合わせて読むと時代の変化も感じられるのでおすすめです。 ▼槇村さとる『おいしい関係』1巻より
年齢チグハグ感、四者四様。 #完結応援
むすんで、つないで。 荒井チェリー
あうしぃ@カワイイマンガ
(実は2巻を読んだ時点でクチコミを書いていたのですが、出すタイミングを失っているうちに3巻完結だと……すっごい面白いのにな……せっかくなので完結応援として、ラストのネタバレなしのクチコミを、どうぞ。みんな読んで〜) 親友を神隠しで失って六年。高校生になったつなぐは、消えた親友・花ノ子と再開する。帰って来た彼女は消えた当時の、小四の姿のままだった……。 ○●○●○ この作品の面白さは、実年齢と精神年齢、そして歳の差のチグハグ感にあります。 ★主人公・つなぐ→元々ダメ人間だが親友の花ノ子を失ってからしっかりして、今では一目置かれる存在。しかし自己評価は低い。 ★親友・花ノ子→神隠しから生還して見た目も精神年齢も小四のまま。しかししっかり者。 ★花ノ子の妹・白百合→姉と同い年になってしまうがサバサバした性格で花ノ子と妙な関係を築く。「つなぐを」姉と慕っている。 ★花ノ子のクラスメイト・苺→神隠し経験者。ほんの数日の行方不明中に、別の生涯を送ってきたらしい。貫禄がある。 彼女たちはパッと見、高校生一人と小学生三人の集団ですが、複雑な関係。その中では大きな事件はなくても、微細な感情が常に行き交う。フワッと愛らしい見た目の中に、常に緊張感や少しの切なさがある、不思議な味わいと若干シュールな笑いがある作品。
漫画版『TRUMP』…!! #推しを3行で推す #完結応援
TRUMP 末満健一 はまぐり
名無し
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 吸血鬼、ゴシック、サスペンス、耽美… ・特に好きなところは? 孤高の魂を持つ少年「ソフィ・アンダーソン」と純粋な貴族の次男「ウル・デリコ」の友情、そして過酷な運命 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 末満健一が作・演出したオリジナル舞台作品(の1つ)を原作にした漫画作品で、同名の原作以上の耽美さが見れます。また、原作を保管している箇所が見受けられます。オリジナル舞台作品シリーズ『TRUMPシリーズ』を見ていない人でも、もっと読んでほしいと願いたくなる漫画(コミカライズ作品)です!
アニメ本編が見たくなるコミカライズ作品 #推しを3行で推す #完結応援
さらざんまい イクニラッパー ミギー
名無し
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ コミカライズを担当したミギー先生の優しくて繊細なタッチの絵が素敵… ・特に好きなところは? 良くも悪くもイキイキしていて、可愛いさとかっこよさを振りまくキャラクター達(一稀、悠、燕太、レオ、マブ、サラ、誓)の活躍。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ただの「BL要素を取り入れた全年齢向け漫画作品」ではありません…アニメ本編では詳しく描写されなかった(漫画版で明かされる)想いのモノローグや過去の回想が描かれていて、それぞれ抱えている心の重荷やしがらみを切々と伝わらせる「鬱展開」のシーンが少なからずあります…ですが、ミギー先生の「『さらざんまい』への愛」が深く刻まれている作品でもあります。アニメ本編を見た人も見ていない人も、読んでほしいと思うコミカライズ作品です。…一言では済ませず長々とコメントして申し訳ありませんが、『さらざんまい』のアニメ本編も、漫画版も良作=名作です!
心があたたかくなる、冬に読みたい1冊 #完結応援
あかり 小日向まるこ
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nyae
連載時から読んでいて単行本を心待ちにしてました。タイミングを逃して最終話だけ読んでなくて、単行本で無事に最後までしっかり見届けられました。 物語のメインは「あかり」という女性とステンドグラス作家の篝が出会ってからの話ですが、あかりや篝(と息子)の過去の話がとくに印象的です。ステンドグラスですから多くの色が話の中にも出てきます。白黒の紙面からどんな色だろう、きっとこんな感じかな、とイメージするのが楽しいです。終盤にあるフルカラーの見開きで表現している場面では、今まで自分の頭に思い浮かべていたものが目の前に現れたような気持ちになり感激でした。 余談ですが白にもいろんな色がある、というところで某「白って200色あんねん」が脳裏をよぎってしまったことは紛れもない事実である。
想像力の物語 #完結応援
ブランクスペース 熊倉献
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Nano
完結巻発売されたら一気読みしたいと思ってとっておいた作品です。 自分の想像したものが現実になったらどうなるんだろう。みたいな話。 学校や職場が爆発しないかな~なんて、誰もが一度は考えたことあるはず。 スイちゃんはそんな想像を現実にしてしまう力を持っている。 最初は傘作れるなんてめちゃ便利やん!ショーコはアホっぽくてスイちゃんは冷静で大人っぽくていいコンビだな~と思ってたけど、だんだん不穏になってくる。 想像力って無限大で素晴らしいかもしれないけど、だからこそ怖いな…と初めて思った。 ラストすごいよかった…うまく言えないけどとにかくよかった。 ラストスパートの盛り上がりも最後の数ページもすごく好き。いい作品に出会えた。
『武狂争覇』の公式PVッッッ!!! #完結応援
武狂争覇 藤異秀明
名無し
藤異秀明『武狂争覇』PV https://youtu.be/oiaWE_8-LaU この動画、1巻~2巻までのストーリーが紹介されているぞッ! BGMは結構マッチッッ!! 見る価値はあるッッッ!!!
最終的にどうなるのか全く読めない漫画、それが藤異秀明の最新作『武狂争覇』ッッ!!! #推しを3行で推す #完結応援
武狂争覇 藤異秀明
名無し
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ あの頃(『真・女神転生 デビルチルドレン』および『UMA大戦 ククルとナギ』を連載していた時の)藤異先生が帰ってきた…!! ・特に好きなところは? 『真・女神転生 デビルチルドレン』および『UMA大戦 ククルとナギ』と共通するゴア表現=グロ描写を取り入れたバトル・アクション ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 万人受けしない漫画ではありますが、もっと評価されてもおかしくないアクション漫画であることは事実です…だからこそ、「円満終了」に相応しい完結をしてくれることを信じています!
死に彩られたファウストⅧ世オリジン #完結応援
SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ 武井宏之 田中文 虎走かける
名無し
シャーマンキング本編で衝撃の対戦(まん太の開き!)を繰り広げたのちにまさかの主人公チーム加入を果たしたことから読者の覚えもいいだろうファウストⅧ世。彼の戦闘スタイルの特徴は死者の生前の姿をそのまま再現したオーバーソウル「愛しのエリザ」にあります。本作『永遠のエリザ』はその原典となっている妻エリザとの出会いと別れを丹念に描いたスピンオフです。 「持霊」という設定で死者の霊と深くコミュニケーションを行えるシャーマンたちのなかで、死者の姿を実体化しているにも関わらず皮肉にもファウストは死後のエリザと心を通わせることができずにいました。ある意味で、「死による離別」を作中で最も深く描写されているのが彼かもしれません。 生と死の境界を狂気と執念で乗り越えようとしたファウストの誕生の物語、ぜひ味わってほしいです。
「ス」は何かって? #完結応援
SHAMAN KING マルコス 武井宏之 ジェット草村
名無し
※ネタバレを含むクチコミです。
マリ編が特に好き #完結応援
SHAMAN KING &a garden 武井宏之 ジェット草村 鵺澤京
名無し
シャーマンキング本編、チームハオ・花組が結成されるまでのカンナ・マチルダ・マリオンの3人の過去を描いたスピンオフ。 本編でハオに与することになる以上、何がどうあっても彼女たちの過去は決してハッピーなものではない…というかある程度幸せだった状態が打ち砕かれたところでハオに出会うというつらい結末を覚悟して読みすすめるタイプの作品です(こういうの、メリーバッドエンドというんですかね)。 特にマフィアの娘として争いと死に寄り添い続けた結果絶望に落とされるマリオンのエピソードが過酷さを徹底していて印象深かったです。作画もかわいくてなんか変な癖(ヘキ)に目覚めそうになった…。 本作読後にSUPER STARの時間軸ではなんの因果かふんばり温泉に住み込みしている彼女たちのことを考えると不思議というか、シャーマンキングという作品がキャラクターに対して持ってる懐の深さみたいなものを改めて味わえたような気がしました。
二部も期待!! #推しを3行で推す #完結応援
バイオレンスアクション 浅井蓮次 沢田新
nyae
※ネタバレを含むクチコミです。
『ヤギと羊の王冠(クローネ)』のレビュー#完結応援
ネコと鴎の王冠(クローネ) 中村哲也
あうしぃ@カワイイマンガ
町を二分していがみ合う、西のローゼンタール醸造所と、東のローゼンベルク醸造所。西の跡取り息子・テオと東の娘・ソーニャは家に秘密の交際中。どうにか両家を取り持って、町を一つにしたいと願う二人は、密かに協力してビール造りを画策する。 二人のビール造りは協力者の元で進むが、絶望的な道のりが続く。ハラハラする展開はシリーズ一番。しかしここでの「協力者のリレー」は胸熱ポイントであり、シリーズ集大成の所以だ。 これまでの王冠(クローネ)シリーズより過激な性・暴力描写が続く。はっきりとした悪役も多く、胸が悪くなるが、人の強い感情をぶつけ合い、落としてから高めてゆくダイナミックな300ページは、気がついたら一気に読み終えているほどの強い牽引力があった。
リモデリングの感想 #推しを3行で推す #完結応援
リモデリング 大野将磨
名無し
※ネタバレを含むクチコミです。
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