サブカル系漫画の名作にコメントする
ライチ☆光クラブ

理解できたのかどうか自信は無い

ライチ☆光クラブ 古屋兎丸
名無し
エログロとか耽美的世界とかには興味を感じなかった。 触れることを強要されるようなジャンルでもないし、 幸いにして触れる機会も無かったし、 なので喰わず嫌いかもしれないとも思いながら ほとんど関わらずに過ごして来た。 例えば、自分は松田優作が好きだったが、 アクション物や文学作品的なものは見たけれど、 「陽炎座」は「まあ・・無理に見ないでもいいか」 と思って、未だに見ていない。 鈴木清順作品だからとか、耽美的だとか聞くと 自分の好みではないだろう、 自分には理解できないだろう、と思って。 で「ライチ☆光クラブ」 何回か「あれは凄いよ」という評価を聞いた。 「グロイけれど凄いよ」「耽美的だけど凄いよ」 との評価だけれど。 なので「喰わず嫌いなだけだったら損だしな」 という動機が半分で買った。 買っては見たものの、数ページ読んだあたりで 「まあ・・無理に読まないでも」 と思って本を閉じるのを繰り返していた。 結局、購入から2年以上たって、いつまでも読まないのもと 一気に読んでみた。 読んでいる最中は、正直、買ったこと読んだことを 少し後悔した。 多分、死ぬまでにもう一度読むかというと、 読まない可能性が高い。 ただし、最終回前後のシーンだけは、 「これはオレの全く知らない世界だな」と、 こういった凄さ、こういった美もあるのか、と、 ああこれが耽美的ってやつなのかな、と、 感じるものはあった。 まあ「ライチ☆光クラブ」ほとグロくない作品であれば、 耽美的といわれる作品も、また見てみようかな、とも思った。
愛と誠 完全版

「愛と誠」読んでみた

愛と誠 完全版
かしこ
かしこ
【1〜4巻】 子供時代、愛ちゃんが蓼科高原でスキーをしていて事故りそうになったのを命懸けで助けた誠の額には大きな傷が出来てしまいました。その傷がきっかけで一家離散の憂き目に遭ったことで誠は不良になってしまいます。成長して再会した誠がグレてしまったことに責任を感じた愛ちゃんは更生させようと奮闘するのです。 あしたのジョーの矢吹丈もなかなかの不良でしたが、誠はさらに悪い奴ですね。命の恩人を信じたい愛ちゃんはボロボロになりながらも更生のチャンスを与え続けますが、誠はいつも裏切るし愛ちゃんの家柄までも利用しようとするんですよね。でもその「ここまでやるのか…!」の衝撃がいつも癖になるのでページをめくる手が止まりません。愛ちゃんがどんな仕打ちにあってもへこたれない芯の強さと変わらない可愛さを両立させているところに梶原一騎とながやす巧のマリアージュを感じました。 とはいえ完全版だとまだ4巻までしか出ていないので、まだまだ語り切ることが出来ません。7月から旧尾崎テオドラ邸で行われる原画展に合わせて読み始めたのに会期中までに全巻刊行されるんだろうか…。そして4巻までだと真の主役は岩清水なんじゃないかと思うくらい存在感がすごいけど、彼はこの先も活躍してくれるのか?!
らいちひかりくらぶ
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