派遣社員として働く34歳の女性・深津ケイは、仕事も恋愛もちゃんと自分で選んで生きてきたはずなのに
、どこか自分の存在が自分から遠いような感覚を覚えていました。

そんな中で彼女は友人からあるお店を紹介されます。
「予約をしている」と言われたそのお店は自分では入らないような下着店。
そこで店員さんに選んでもらったブラジャーは、サイズや着心地が合う以上の衝撃を彼女にもたらします。
言うなればそれは「私が私をつかまえた感覚」。

この作品はともすれば性的なアイコンとして捉えられてしまいがちな下着というものを
誰のためでもない“自分のために選ぶ”という経験をきっかけにして
ケイが新たな人生のステップを歩み始める様子を描く作品です。

下着から自身をエンカレッジする感覚はもしかしたら女性特有のものかもしれませんが、どんなアイデンティティを持っていても読めば何か心に引っ掛かりが生まれるような物語づくりがされているので、表紙に気負うことなくいろんな方に手にとってもらいたい作品です!

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君の心に火がついて

君の心に火がついて

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いってらっしゃいのその後で

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彼女の人生を変えたのはある“下着”との出会い #1巻応援にコメントする