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がんばれ農強聖女~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌~@COMIC
ファンタジーと思いきや、科学的。
がんばれ農強聖女~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌~@COMIC
ゆゆゆ
ゆゆゆ
さらに農強聖女とあるけど、全ては身につけた知識からの応用で、特殊魔法などのチートはない。 そもそも、聖女は信仰の対象であって、それ以上のものではないと言い切られている。 でも「このひとがそういうなら大丈夫」という、折れそうな心の支えには必要で、それがすごく強い力を発揮するようだ。 ひどい飢饉を乗り越えるため、先代聖女は身を粉にしてあちこちへ出向いた。 持てるものを持たさるものへすべて差し出し、幼い我が子にも次代聖女にも同じことを強いた。ある種、洗脳した。 ひどい飢饉の状況を目の当たりにした幼い主人公はトラウマを負ってしまったけど、先代聖女様も同じようにトラウマを負ってしまったのかもしれない。 再び飢饉を起こさないため、農業を強化するのが必須な状況。 先代は祈るだけでなく、直接的に作用する農薬を研究・開発した。 かわって、あまりにも清廉すぎて、おかしなことになっている主人公。 主人公のことを心配していたときもある、妹。 ひどい光景を目の当たりにしすぎた女の子が、知識を生かしながら、そのトラウマを乗り越えていくお話、ということでいいんだろうか。 トラウマ由来の呪縛がなんとかならないと、主人公も妹も救われない。
化物嬢ソフィのサロン
皮一枚だけを治す魔法 #1巻応援
化物嬢ソフィのサロン
兎来栄寿
兎来栄寿
皮膚病の娘を持つシングルマザーでアラカンの田中まりこが、魔法の存在する異世界の令嬢ソフィ・オルゾンへと転生する物語です。 ソフィは原因不明で魔法でも治療不可能な謎の皮膚病も持ち「化物嬢」と呼ばれ、「私は人でありたい」という言葉と共に窓から飛び降りた少女。しかし、そこにオカン力の高い田中まりこの記憶と生命力が宿ったことで、ソフィは変貌を遂げていきます。 ソフィは、大きな怪我などは治せないものの皮一枚分だけを癒す弱い魔力を持っており、まりこ時代の娘が患い悩んでいたような皮膚の問題を抱える人のために「化物嬢ソフィのサロン」を開業します。 私も小さいころからアトピーであったり尋常性疣贅であったり肌のトラブルが多く皮膚科に通い詰めている子供でしたので、少なからず気持ちが解る部分があります。 たった皮一枚、されど皮一枚。それが解消されるだけで日々の生活が、人生が、どれほど変わることか。主人公のまりこ=ソフィも、娘がそれでどれだけ苦しんできたかを身をもって体感してきているからこそ、その仕事に使命感を燃やせるのが伝わってきます。 皮一枚のトラブルといっても人それぞれで、傷痕であったり消したい刺青であったり、さまざまな物が存在します。それを消し去って、新たな人生を歩んでいけるようにするさまは非常にハートフルで、読んでいて元気がもらえます。 こちらは紺染幸さんの小説のコミカライズですが、マンガ担当のなまざかなさんの絵も素晴らしく、人物も背景や小物も綺麗で魅力的です。主人公のソフィもかわいいですし、1巻で登場するクロコダイル国の王女アニーが個人的に好きです。 おまけマンガで描かれるお話も温かく、懐かしい記憶を呼び覚まされました。近所に大きい病院ではなくおじいさんがひとりで営んでいる皮膚科があり、そこの独特の匂いと、静寂の中に古い時計が針を進める音だけが響く空間が何とも言えず好きでした(そこで『週刊少年サンデー』が置いてあり、『うしおととら』などに滾っていたのも良い思い出です)。何より、その老先生がとても穏やかで優しくて、通うのが苦ではなかったのはありがたいことだったなぁと。あの時に受け取った温かさを忘れずに、私も世界に返していきたいと思い直しました。
ごじからくじまで
5時から9時まで 1巻
5時から9時まで 2巻
5時から9時まで 3巻
5時から9時まで 4巻
5時から9時まで 5巻
5時から9時まで(6)
5時から9時まで(7)
5時から9時まで(8)
5時から9時まで(9)
5時から9時まで(10)
5時から9時まで(11)
5時から9時まで(12)
5時から9時まで(13)
5時から9時まで【電子版特典付き】(14)
5時から9時まで(16)
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