4.75
star
star
star
star
star_half
古代ギリシャで奴隷として暮らす少年チェトは、親友の死に直面したことをきっかけに、自身の中に”全知全能の神”ゼウスの魂が封印されていることを知ることになります。
そこから、親友を生き返らせるためにチェトがゼウスを復活させるために奮闘する物語です。
ゼウスを始めとしたさまざまなギリシャ神話の神々が登場したり、神話に実際に記された逸話にもなぞらえている部分もあったりと、1巻から物語の壮大さが伺えます。
そんな中、神々とも対峙しながらも親友のために奮闘するチェトの姿が勇ましく、また不完全ながらチェトの体の中で意識を取り戻したゼウスとのやり取りを見ているとバディもののような雰囲気も感じられます。
そんな様々な要素を含んだ物語が、それこそまるで神話のように美しい絵柄で紡がれていく作品です!
1巻まで読了