愛情とはコロッケのようなものだ。
身近でお手頃でいつでも食べられるようでいて、作り方は非常にめんどくさい。手間はかかるし歪になったり爆発したり。
でもあったかくて優しくて美味しい。そういうものだ。

嫌々ながら実家のコロッケ店を手伝う九助くん。彼の下手くそなコロッケに励まされたしぐれさん。
家族のためにがんばる2人が出会ってコロッケを作ってあげたり作ってもらったり。ただそれだけのことで明日も頑張ろうって思える。

あったかくて優しくて、コロッケが食べたくなる作品でした。

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