古いという感じ方はもちろん、それぞれだと思うのですが、事実としては世界的調査で「身近に性的マイノリティがいるか?」という設問に日本人は5%の人がイエスと答えた、というものがあります。つまり理解は進んでいても言い出せる土壌が無い。

例えば漫画界でも、少女漫画雑誌に婚姻届の付録が付いたりする。ヘテロ恋愛→結婚観の強化。進んでいる部分もありつつ、変わっていない、あるいは後退する部分もある。

最近流行りの社会人百合を読むと、男女の恋愛、結婚観に縛られるというテーマが読み取れます。例えば百合漫画大賞第二位の『欠けた月とドーナッツ』。最近だと『みんな私のはらのなか』。あとは『私の拳をうけとめて!』なんかも良いですね。

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話題に出たマンガ一覧

4件
私の拳をうけとめて!

私の拳をうけとめて!

脱ヤンを目指す元ヤンの武部は、ある日、高校時代の元ライバル・空森と再会してしまう。数年ぶりの勝負に負け、武部はなぜか空森と「お付き合い」することになるのだが……!? 元ヤン女子2人のしょっぴりシュールな日常コメディ、スタート!
みんな私のはらのなか

みんな私のはらのなか

絶賛婚活中の腹黒アラサー女子・森山せいこのルームシェア相手は、女子校時代の同級生・海野渚。素の自分の性格も食欲も、ぜんぶ受け止めてくれる彼女との生活は居心地が良くて、だけどお互い口に出せない想いもあってーー。時に甘々、時にほろ苦い味付けの社会人百合GOURMET。★単行本カバー下画像収録★
欠けた月とドーナッツ

欠けた月とドーナッツ

オシャレをして、メイクをして、恋をする…… そんな「普通」の女性に憧れるOL、宇野ひな子。しかし、彼女は男性とつき合うという「普通」の恋愛に、自信のなさから一歩を踏み出せずにいた。恋愛に踏み込む恐れと、独りでいることへの不安の間で板挟みになり、夜道であてもなく助けを求めるひな子。そんな彼女に手を差し伸べたのは、たまたま通りがかった同じ会社のお堅い先輩、佐藤あさひだった……
イエス

イエス

安彦良和のオールカラー描き下ろしコミック登場!かつて救世主と呼ばれた男がいた。ナザレの男イエス。ローマとエルサレムの二重支配に苦しむイスラエルの民ヨシュアは、危険人物の一人としてイエスを監視するのだが、彼の言動にいつしか惹きつけられていくのだった。
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