競馬漫画というより動物漫画、ジャンプ漫画にコメントする

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ピサ朗
ピサ朗
1年以上前
だがこのジャンルで一般層への知名度は最大。 なんせアニメ化されてる(アニメ版はアニメ版でファミリー向けの要素を強くした結果、肉や魚食うマキバオーとかまだ良い方で、ぶっちゃけ酷い部分も多いが、時間帯的には理解できる)し、おそらく商業的にも競馬サブカルチャーの中ではかなり大きな部類であろう。 人と馬が意思疎通したり、側対歩が足の回転さえ同じなら倍の速さ理論とか、あまりにもぶっ飛んだトレーニング場面や、連載延長に伴うイカレた描写はある物の、 根柢の部分に見える作者の競馬に対するリスペクトはかなり強く、レース(という名のバトル)描写がメインながら、今見ると外厩に対する目線やイヤミに見えて挑戦心旺盛な本田社長、中小牧場の悲哀なんかもキッチリ描いていて見事。 特に人と馬が言葉を交わす、いわゆる動物漫画的な描写はむしろストーリーに深みを与えデフォルメの効いた絵柄もこれに対する違和感をかなり軽減している。 連載後半は超時空競馬的な描写が増えていて、かなりぶっ飛んでいる物の実は最後の最後で予後不良からの復帰という、ある意味最も強烈なファンタジーを描いている ココを肯定できるかどうかは難しい、サラブレッドの世界で何故予後不良の際安楽死が実行されるのか、コレは連載当時は分からなかった事で、とにかく復帰できたことに安堵していたが 今の年齢になって見ると、騎手との出会い、野性での新走法習得、日本ダービーの同着、これらを全て足してもなお足元にも及ばないご都合主義にも感じてしまう。 それほどまでに予後不良というのがどういう物か、理解してしまってると、人と馬が言葉を通じ、馬が二本足で立てるというこの世界観でさえ、この部分のご都合主義感はかなり感じる。 だがそれでもそれが決して安易なご都合主義ではない事は間違いなく描かれており、この際に語られるモノローグはぶっ飛んだレース描写が増えて、完全に競馬漫画ではなくジャンプ漫画と化していたみどりのマキバオーが、最後の最後に間違いなくこの作品は競馬漫画だと宣言できるものになっていて、コレを以て肯定できる。

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ピサ朗
ピサ朗
1年以上前
だがこのジャンルで一般層への知名度は最大。 なんせアニメ化されてる(アニメ版はアニメ版でファミリー向けの要素を強くした結果、肉や魚食うマキバオーとかまだ良い方で、ぶっちゃけ酷い部分も多いが、時間帯的には理解できる)し、おそらく商業的にも競馬サブカルチャーの中ではかなり大きな部類であろう。 人と馬が意思疎通したり、側対歩が足の回転さえ同じなら倍の速さ理論とか、あまりにもぶっ飛んだトレーニング場面や、連載延長に伴うイカレた描写はある物の、 根柢の部分に見える作者の競馬に対するリスペクトはかなり強く、レース(という名のバトル)描写がメインながら、今見ると外厩に対する目線やイヤミに見えて挑戦心旺盛な本田社長、中小牧場の悲哀なんかもキッチリ描いていて見事。 特に人と馬が言葉を交わす、いわゆる動物漫画的な描写はむしろストーリーに深みを与えデフォルメの効いた絵柄もこれに対する違和感をかなり軽減している。 連載後半は超時空競馬的な描写が増えていて、かなりぶっ飛んでいる物の実は最後の最後で予後不良からの復帰という、ある意味最も強烈なファンタジーを描いている ココを肯定できるかどうかは難しい、サラブレッドの世界で何故予後不良の際安楽死が実行されるのか、コレは連載当時は分からなかった事で、とにかく復帰できたことに安堵していたが 今の年齢になって見ると、騎手との出会い、野性での新走法習得、日本ダービーの同着、これらを全て足してもなお足元にも及ばないご都合主義にも感じてしまう。 それほどまでに予後不良というのがどういう物か、理解してしまってると、人と馬が言葉を通じ、馬が二本足で立てるというこの世界観でさえ、この部分のご都合主義感はかなり感じる。 だがそれでもそれが決して安易なご都合主義ではない事は間違いなく描かれており、この際に語られるモノローグはぶっ飛んだレース描写が増えて、完全に競馬漫画ではなくジャンプ漫画と化していたみどりのマキバオーが、最後の最後に間違いなくこの作品は競馬漫画だと宣言できるものになっていて、コレを以て肯定できる。
みどりのマキバオー
つらいことがあった時などに何度も読み返します!
みどりのマキバオー つの丸
酒チャビン
酒チャビン
わたしがジャンプを定期購読していた時に連載していたのですが、そのときは完全にナメていて、ろくに読みもせず、絵柄やウ○コギャグなどからお子様向けマンガと決めつけていました。 読んだのは30を超えてからで、大人中の大人になってからだったのですが、マキバオーが不遇な仔馬時代から努力と友情によって勝利を掴むという、まさにジャンプ正統のスポ根マンガと気づき、そしてハマり、気づけば同日に何回も書店に買い足しに行くという事態になっていました(最初3巻くらい買って、当日に読み終わって、すぐもう2巻買いにいって・・・みたいな繰り返しです。歩いて5分のところに山下書店があって本当によかったです)。 読んだ当時は、すぐにマイベストマンガの1位か、それか2位、あるいは3位くらいには入りました!! 30を過ぎていまさらなぜマキバオーを読むことになったのか、今となっては全く覚えてないのですが、とにかくそのきっかけに本当に感謝しています。今でもつらいときは、マキバオーも頑張ってるから!と勇気をもらっています。あのときマキバオーを読んでいなかったら、今の私はないと思います。 ありがとう、マキバオー。そしてありがとう、つの丸先生! 絵柄やウ○コギャグで敬遠されている方がいれば、一度騙されたと思って3巻くらいまで読んでみてください!!きっと損はさせないと思います!!! ウ○コギャグはジョジョの荒木先生もかなり多用されてますし、作品の凄さとはまた別だと思うので!!!
嵐のJボーイ ぶっとび闘人(ファイト)
小学生のときに食い入るように読んだ
嵐のJボーイ ぶっとび闘人(ファイト)
六文銭
六文銭
小学生の時にサッカー好きの友人がいて、彼に紹介されて読みハマったことをふいに思い出し、懐かしさでイッキ読み。 子どもの頃は、ボンボン派で、最近読み返すまで、ずっとボンボンで連載していたと思っていただけに探すのに手間どった(「ボンボン サッカー漫画」でずっと検索してた) 結果、コロコロコミックだったし、また、作者が『学級王ヤマザキ』とか『コロッケ!』の樫本学ヴ先生だとは全然知らなかった。 これも、大人になって読み返す醍醐味だなと痛感。 内容は、サッカー少年の主人公・闘人(ファイト)が、架空のJJリーグ(ジュニアJリーグ。要は小学生版のJリーグみたいなもの)を舞台に、仲間有りライバルありの王道スポーツ漫画。 「消えるシュート」など少年漫画には必須の必殺技もしっかりおさえてあります。 コロコロコミックの少年漫画なので、とんでも設定など色々ご愛嬌ではあるが、それでも小さい頃ハマった記憶と相まって、やっぱり面白い。 闘人の「少年漫画の主人公然とした姿」(負けず嫌いで、誰よりも努力する姿など)も、心焚きつけられます。 また当時、Jリーグ発足したばかりで、その熱をリアルタイムで感じていた自分としては、JJリーグという設定には心が踊ったもんです。 こういうのが電子書籍でまた読めるのも良い時代だなと思います。
わたしたちが育てました
RPG世界のモンスター牧場にようこそ!
わたしたちが育てました
名無し
RPGをプレイしていて抱く疑問ーー「モンスターはどこから来るのか?」 少なからずありますよね それ専用の牧場「有限会社 魔界牧場」という答えを出したのが本作です。 打倒勇者の為それまで育てていたモンスター用の飼育場を、魔王軍のお偉いさんの命令で、より強いモンスターを育てるために解体したり、食用として売ったり…… ファンタジーに「下請けの悲哀」という要素を掛け合わせた目の付け所が光っています。 画風もがぁさんなど彷彿とさせる平成・萌えノスタルジックなものでたいへん魅力的 サキュバスの新人飼育員のティマちゃんがぽんこつえっちでかわいかったです(小並感 ティマが上司に抗議したりスライムを愛でたりする、一挙一動がとことん愛おしい。 またティマの独特なファッションが「瘴気を取り込むため」なのにクスリ。 全般にこうした理屈づけが上手いなと。ミノタウロスもかわいいです。ニッコニコで水浴びに来るシーンとか、すごく。小ネタのいっぱい詰まったお弁当箱のような楽しさ、読んでいてあります。 さてやられっぱなしとはいかないのですが、どうなるのかは読んでみてのお楽しみ♪ 本作以前にもいくつか読み切りを発表している平平平平(ひらだいらへいべい)、今後が楽しみなマンガ家です。
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