タイトルからヒーローに憧れる少年の話かと思いきや。
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 柴田ヨクサル
冒頭に登場する中年男性。
『ケンシロウによろしく』のように、ヒーローに憧れる男の話かと思いきや…!
仮面ライダーに登場したキャラクターへの憧憬を失わない大人たちが次々登場。
そう、大人たち。
男だけじゃない。
今ではコント番組でも自主規制しそうな、健康的なボディを強調したコスチュームで登場した女性。
「仮面ライダータック!!!」。
決めセリフもポーズもばっちり。
先日、テレビの再放送で知った、仮面ライダー タックルの出現に、「これ、◯◯ゼミでやったところだ!」なかんじで興奮した。
昭和の仮面ライダーを知らなくても楽しいし、知っていても楽しい。
ヒーローショーで泣いていた幼い頃の自分を思い返すと、現実には起きてほしくない展開になるのだけど、思わず2巻に手を伸ばす。
漫画だから、大丈夫。
この猛スピードの超展開は柴田ヨクサル!って感じがして最高です!!字がデカくて読みやすい!!!それに沢先生の超絶画力高絵がバチっとはまってます。
1巻ではその理由は明かされませんが、主人公の殺し屋・富田結途(トミタユズ・男だけどはちゃめちゃに可愛い)が同じ世界にふたりいる!なんで!?というところから始まります。可愛いもんはなんぼあっても良いですからね。
そもそもユズの正体も“殺し屋の高校生”という以外何も分からないんですが、2巻で出生についてとかが明らかになりそうな雰囲気。ユズの上司?にあたる駒谷さんも謎が多そうなイケメンお兄さんで良いですね。
もう絶対2巻も面白いから、早く読みたい。