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ある対局をきっかけに、1ヶ月毎に記憶を失ってしまうようになった主人公 霧島都
当時女子高生だった彼女は、5年間 1ヶ月しか持たない記憶と5年前の棋力で、その対局相手を探し出すために、今日も全国を旅するのだった
全2巻でキレイにまとまっている作品
結果的に「俺強えー」作品ではあるのですが、軸足を記憶・対局相手の捜索に置いているので違和感なく読めます。
特に後半の相手がわかりそうで分からない、ザリっとした気持ち悪さが、読了後の気持ちを引き立てます。
とんでもないハンディを背負っている主人公が純粋に対局をしているシーンは読んでいてもコチラが元気をもらいますし、周りのサポートも良い。悪い人がいないんですよね。
唯一の敵は例の対局相手
将棋は分からなくても大丈夫、謎解き要素がある訳ではないのですが、短く何かの謎と立ち向かってみたい人にオススメです